それは本当に、みんなの前で言わなきゃいけないこと?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日のお話しは、仕事上で「言いにくい」ことを相手に伝えるためにはどうすればいいか。という内容ですが、プライベートにも応用がきく話にしていきたいと思います。
まず、大前提として、ですが…基本的に、私は言わずに察してもらおう、ってことは「ナシ」だと思っています。それでニュアンスが歪んで伝わった、もしくはなにも伝わってないとしても「んなもん当たり前」で一蹴します。
ほんで、この前提を頭に入れた上で読み進めていただきたいんですが、今日の話で大事なポイントは「言わない」という選択をすること、だったりします。
「言うのがキホンなのに、言わないのがポイントってどういうこと?」
これ、超重要なお話なのでぜひ、以下も読み進めていただけると幸いです。
目次
■一対一か、みんなの前で、か。
例えば、職場で物事を注意されるタイミングのこと、とかを頭に浮かべていただきたいんですが…
一人だけスッと呼び出されるのと、みんなの前で注意されるの、あなたはどっちがいいですか?
…時と場合による部分はありますが、基本的には前者の方が「恥はかかないで済む」と思うんですよね。一対一か、一対「全」か。この差はほんっと大きいと思うんです。
■身内で済ませることなんて、SNSにあげちゃダメ!
で、なんでこういう話をしたかというと…どうも「それはみんなに言わなきゃいけないことなのかな?」って思う事例が多いなと思ったから。特に、SNSの使い方とか要注意ですよね。
例えば、身内だけで内々で済ませればいいことなんて、SNSにアップしちゃダメですよ。「あの人は家庭でこんな問題抱えてるんだ…」なんて、周知してどうすんのって話でね。やってる内容としては、部下をわざわざみんなの前で説教してるのと同じ。
言っている内容が仮にいくら正しかったとしても、必要のない周知をしてしまうと相手も聞いてくれなくなるんですよね。恥かかせやがって、って反抗意識が出ても全く文句は言えないですよね。
■言いにくいことは当事者「だけ」に言おう。
だからこそ、必要以上に「大きな声を出さない」ことって本当に大切だと思います。
当事者だけで解決しないといけないことなのに、外野の意見が入ってややこしくなることもあるし、なんといっても、結局問題は解決してないのに、その問題があることだけはみんなが知ってる、みたいなことになりがち。これじゃぁ、最終的には、恥かいてるだけ…。
だからこそ、言いにくいことほど、当事者「だけ」に伝わるように、また関係のない人には「一切伝わらない」ようにするぐらいの気持ちで、丁寧にコミュニケーションを取るのが大切だと思うんですよね。
★その丁寧なコミュニケーションは、具体的にはこういうところです。