無意識に、この言葉、求めていませんか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
まず、このブログを見てくださっている方はおそらく、本当に悩んでいる。なんとかしたい。そういう気持ちはとりあえず持っているのかな、と思います。
…なんですけどね…。
こんなことを言うと元も子もないかもしれませんが、私のブログを読んだだけでは成果なんて出ません(笑)。実際に行動に移していただいた上で、自分自身の状況に応じて多少のカスタマイズをして、初めて成果に繋がっていくんですよね。
つまるところ、行動を起こす、が成果を出すための第一条件。だからこそ、行動を起こせるようにしていく必要があります。で、その「行動を起こすために」実は「やめてほしいこと」ってのがあります。悩んでいる方は結構やりがちなことだと思いますので、少しだけ腹をくくってお読みいただけると幸いです…。
目次
■「そんなことないよ」という否定に、安心を欲しがっている。
実は、なかなか変われなかった人にはとある「クセ」がありましてね…。
そのクセっていうのが「そんなことないよ」を引き出そうとしてしまっていること。これ、特に女性にありがち。
例えば…「私、ブスだから…→そんなことないよ」「私、全然仕事できないんです…→そんなことないよ」「私、モテないから…→そんなことないよ」ってな感じで、相手に否定してもらって、安心を無意識に欲しがっている状態。これはヤバいです。
※個人的に今までで一番びっくりしたのが「私のこと嫌い?→そんなことないよ」ってパターンですね…。この聞き方されると、嫌いなんて言えない…。
■「否定をさせる」ことが、相手の元気を奪ってしまう…。
なんでヤバいのかって言うと、このクセは相手を疲れさせてしまうんですよね。つまり、周囲から元気を奪ってしまう⇒環境レベルが落ちる⇒うまくいかない、っていうことになりがち、というわけです。
ただし、カウンセリングの初期段階でこういうことが起きるのは覚悟の上…というか、仕方ない側面はあります。自尊心が傷ついた状態で門を叩く人が大半ですから、そんなことないよ、って言葉に救われる、ってタイミングはありますし、そのことが別段悪いとも思いません。だからこそ、カウンセラーはこういう言葉を受け止めきれる状態をキープしておく必要があると思っています。
だけど、私は「そんなことないよ」対応をした後で、こういう対応もします。
■人に認めてもらうより、自分が認めようよってこと。
それこそが、人に認めてもらうんじゃなくて、自分が認めるってこと。
さっきの例でいえば…そんなことないよ、なんて言われなくても「仕事、自分なりにやっている」と思っていいし、「自分の可愛さ」を認めていいし、「モテること」だって認めていいんですよ。
※これは、わざわざ「私、可愛いです!」みたいに口に出せ、ってことではないです。ただ、褒められたりしたら「ありがとう」って感じで素直に受け取ろう、ってこと。
で、自分で自分を認めていけば、行動は自然に起こせます。誰かの「承認」を求める時間が必要なくなりますからね。ですので、「そんなことないよ」なんて言葉を欲しがらずに、自分で自分のことを認めていく。このことを大事にしてほしいな、と思うんです。
★自分を大切にする第一歩として、こちらの記事もどうぞ。