劇的に変化するよりも…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
以前、こんなブログを書いたんですよね。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
基本線、この私の考え方は心理カウンセラーになってから変わってません。派手で劇的な方法を採ると、やっぱりうまくいかないんですよね。病気が治ったときも、こうやって個人ビジネスを続けていても、それは一緒やな、と思うんですよ。「劇的に効く」と言われたモノであっても薬漬けで良くなっている人を見たことがないし、速金みたいなノリのビジネスを始めて、心も体も壊れた人なんて、ごまんといます。
では、なぜにその「劇的」なものが危ないのか。今日はそのお話しをしていこうと思います。特に、現状をすぐによくしなきゃ!と思ってる方にほど読んでほしいと思ってます。
目次
■なぜ、劇的が「危ない」のか。
なぜ、劇的ってのが危ないかっていうと、どうしても問題の根っこを見つめることなく枝葉にしか目が行かなくなってしまいがちになるからなんですよね。
例えば、この薬を飲めば劇的に症状が改善します!と言ったとします。たしかに、症状は改善するのかもしれません。ですが、病気になった原因が根本的には「不摂生」だったとしたら…?
まず間違いなく、再発するでしょうね。しかも、劇的なモノで抑え込んでますから、次に症状が噴出する際にはもっと激しいものになるでしょう。
■劇的過ぎると、依存性が高まる。
それなのに、劇的な成功体験があると、どうしてもそこに依存的になるんですよね。
うまく行った方法なんだから間違いない、というようになって、疑いすらしなくなるというかね。そうやってドンドンエスカレートしていくんですよね。最終的には、取り返せないような問題が起きてからようやく気付く、みたいになるんです。
間違いないという思いを押し付けて人間関係が壊れたり、カルトを信じてしまうかのように偏った思考になってしまってその思考の反対側に存在している問題がいつまで経っても片付かなかったり、その副産物としてとんでもない大病をしてようやく「ハッ!」となったときにはもう遅い、ってなことも珍しくないんですよ、マジで。
■地味であっても、できることを積み重ねる方が確実。
だからこそ、私は地味であっても「確実にできること」にフォーカスをあてるのが大事だと思っているんですよね。その方が自分自身が頑張らなくて済むし、自然だから身体がついてきてくれるし、ラクです。
別に慌てなくていいし、やれることを一個一個確実にやれば、現実は必ず前に進みます。だから、慌てずに、とにもかくにもできることを積み重ねること。これが大事だなと思うんですよね。
★うまくいかないときにどうしても気持ちが急いてしまう、というあなたへ…。