仕事ができない、ってことに素直になる。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
このブログを書くにあたって、自分自身が会社員だったときに「これはいかんかったよなぁ…」ってことをつぶさに思い返しているんですが…中でもいかんかったなーと思うのが、自分は仕事ができない、ということを認めることができなかったことなんですよね。
当時の私は一応、各カテゴリーでそれなりに成績を残してきて、出来る人、として採用されたんだ!っていう自負はありましたから、どうしても仕事ができないって現実と向き合おうとすると、それこそ自我が破滅するぐらいの勢いで拒否反応が出ていたんですよね。
この記事は、そんなかつての私のように、仕事ができないことを受け入れられずに苦しんでいる方に向けてお伝えしたいと思います。そして、仕事ができないことを認められるとどんなにイイことがあるか、ってお話しもしたいと思います。
目次
- ■その1・できない!って言えば教えてもらえる。
- ■その2・できない!って言えば代わりにやってくれる人が現れる。
- ■その3・できない!ことを自分で自覚することができる。
- ■仕事ができない!ってのは、ある意味チャンスでもある。
■その1・できない!って言えば教えてもらえる。
まず一つ目が…仕事ができない!ってことを素直に言えば教えてもらえる可能性が出てくるってことです。
ポイントは、質問できるくらいまで作業して手が止まったそのときに即座にやることです。粘らずに。質問するのが遅くなればなるほど、作業が止まる時間が長くなりますし、大きなリスクになっていきます。
特に、なにが分からないのかが分かった時点で、それを解明することなしには下手に作業を進められないはずです。もし進めたとしても、結局そのわからないところに足を引っ張られて、もう一回やり直さなきゃいかん…ってことも珍しくないんですよね。
粘り強く仕事をする姿勢と、ただ悩んで立ち止まることは別物。ホント、大事なポイントだと思います。
■その2・できない!って言えば代わりにやってくれる人が現れる。
そして二つ目は…できない!って言えば代わりにやってくれる人が現れることです。
これは私のクライアントさんがそうだったんですが…イベントをやりたいけど人の集め方が分からない!っていうお悩みを持っていらっしゃったんですがね。それを公言したところ、人を集めることを専門にやっている方と繋がることができて、今ではしっかりイベントに人を集めることができているんですよね。
これは、できない!ってことを言わなければまずなかったことですからね。言わずに気づいてもらう確率と、言って気づいてもらう確率、比較するのも野暮ですよね?言った方が絶対的に優位に話を進めることができるんですよね。
■その3・できない!ことを自分で自覚することができる。
そして三つめは…できない!ってことを自分で自覚できるってことです。
これが一見わかりにくいところですが実は一番大事なポイントでしてね。苦手なところで足が止まっているときって、頑張っているっていう思いの方が前に出ていて、能力的にイマイチやれていない、ってことが頭から消えるんですよね。そうなると、苦手なことばかりを取り組んでいる時間が長くなってしまって、自信はドンドンなくなってしまうし、ストレスは溜まりまくるしで、ホント、いいことないんですよね。
一方で、できない!ってことを自覚したときには、気持ちを切り替えることが可能なわけですよ。「できるところ、ないかな?」みたいにね。そうすれば、なんかしらできるところでカバー出来ることが見つかるはずなんですよ。それを実行に移していけば、結果的に「できます」から、苦手なことを無理やりやるよりも感謝されることも多いですし、何より楽しいと思うんですよ。
ほんで、楽しいと思ってできるからこそ、もっともっと成果が重なっていく…っていう好循環に入ることができるわけです。
■仕事ができない!ってのは、ある意味チャンスでもある。
いかがでしょう。
仕事ができない、ってことも、角度を少し変えてみていくとチャンスになっていくんですよね。できない、ということに思考停止して足を止めるんじゃなくて、できないからどうしようか?ということに気持ちを切り替えていくことが本当に大切だと思います。
ぜひ、いま出来ない仕事に苦しんでいる人に参考にしていただけたらと思います。
★仕事ができない、という思いで苦しいときには、こちらの記事もおススメです…。