私が「心理セラピスト」を辞めたきっかけ。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
いま、ふと思い出したんですが、私、以前の肩書は「心理セラピスト」だったんですよね。つけた当時はこの呼称がはやっていたのもあって、私も疑うことなく、そういう肩書にしていました。
ですが、今思うとこの肩書には私の「低迷要因」が詰まっていたな、と思うんです。
もちろん、ある意味で「右倣え」的な形でつけてしまったことも大きかったんですが、そもそも私自身のとある「仕事姿勢」に問題があったな、といまは思います。今日は私の失敗談から、同じような低迷を脱出できるヒントになれば…と思います。
目次
■「心理セラピスト」って、なにをする人?
まず、絶対に誤解しないでほしいのは「心理セラピスト」という肩書に罪はないってこと。この肩書でうまく行っている人も山ほどいますから。
では、そんな中、なんで私は「うまくいかなかったのか」と言いますと…心理セラピストって肩書が、なにをする肩書なのか、ってことがイマイチ掴み切れていないのに、なんとなく採用したこと、だったんですよね。
いま思い返しても「らしくない」と思います。
■「心理カウンセリングって、仰々しいよねー」。
そんで、「掴み切れていないのに」なぜ肩書を採用してしまったのか、ってことを思い返していたときに浮かび上がったのが…「心理カウンセリング、って言うと仰々しいよねー」みたいな話。なんか、敷居高いよね、って感じでね。
で、当時は私も「そうかもしれないな…」って思って、パッと「心理セラピスト」と名乗るようにしていたんです。この時点では別に、抵抗はありませんでした。このブログを始めた当初も、そういう風に名乗っていましたしね。
ところが、心理セラピストを名乗っていた間の3年間は、これがまー、振り返ると低迷期も低迷期でね。正直、自分でもなにがしたいのかわかんなくなっていたんですよ。
だから、どんなイベントを企画しても、セミナーとかやってみようかなと思っても、続かないし実現ができない。だから、にっちもさっちもいかない…って状況にドンドン近づいていたんですよね。
■低迷を脱出した一番のきっかけ。
そんな折に、自分自身は結局、なにがしたいんやろう?って自問自答することがありまして。このときに出てきた答えが「カウンセリングをしているとき」が一番楽しいし、イキイキしているよなぁ、ってことに気が付いたんですよ。
私は基本的に外出嫌いで、予定を組んでウンタラ、みたいなことは正直苦手なんですが…カウンセリングってことなら喜々として家を出ていけてるよな、と思ったんです。ってことは、カウンセリングをする人=心理カウンセラー、って名乗るのがスジじゃね?ってなって、心理カウンセラーと名乗りかえることにしたんです。
…名乗りかえた結果、露骨にお申し込みが増えました(笑)。
■自分の思いを、正直に表わせるのかどうかが大事。
私は、やりたいことには素直に行かんとな、と思います。
ヘンに「どう思われるか」とかばかり気にするんじゃなくて、自分自身の思いを正直に表わせる方向に動けるのか、ってことの方が重要だと思います。
自分自身の思いにまっすぐに動けていれば、余計なエネルギーを使わなくても物事はスッと転がっていくもんなんやな、と「心理カウンセラー」の肩書が教えてくれたと思います。
★周囲の目を気にせず行動するためには、こちらの考え方も重要です。