人の目線が気になってしまうあなたへ…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
生きていたら、おそらくは一度ぐらい、人からの目線に悩んだことがあると思います。どう思われているんだろう、とか、嫌われたんじゃないか、とかね。
私は小さい頃…っつっても小学校中学年ぐらい、ですが…結構重度の泣き虫&テンパり症の持ち主でしてね。例えば、書道の時間に道具を忘れて、それを借りに行くだけで泣く、ぐらいの感じやったんですよ。だから、先生も戸惑う、みたいな。で、その戸惑っている様子を見てさらに泣く、っていう地獄絵図を繰り返していたんですよね。
で、よう考えたらいつのころからか、自然とこのクセは直ったと思っていたんですよ。少なくとも、泣かなくはなったし(笑)。ですが、人からどう思われているか、ってのには割と敏感なまま社会人までいってしまったんですよね。結局のところ、泣かなくなったのは「情けない、弱い」とか思われるのがイヤだ、みたいな他人の目を気にした結果、でしたからね。最終的には、この「弱さ」を気にし過ぎた結果、抑うつを発症したわけなんですが…
そして今。他人からどう思われるかについては、気にならないわけではありません。ブログに書いている文章は、表現に気を付けながら、自分なりにギリギリの線を狙って書いていますしね。ただし、「気にしてもどうにもならないところ」は気にしなくなったんですよね。今日は、その「他人の目線の気にしすぎが治った経緯」について、お話ししたいと思います。
目次
■「気にしてもどうにもならんのや」と悟ったきっかけ。
私が「あぁ、気にしてもどうにもならんのや」ってことを悟ったのは、実はこの仕事を始めてからのことで。教材制作のオファーをいただいて、一生懸命、100ページを越えるPDFを作成して、これは自分なりにすげーのができたぞ!って思っていたんです。ぶっちゃけ、今は作れるかどうかわかりません。自分ではとにかく「大作」だと今でも思っています。
ところが、反応は「すげー批判」が真っ先に来ました。「こんな見たことあるようなしょうもない教材にお金は払えない」と、★1つという最低評価が下ったんですよね。私にオファーをくれて、担当してくれた方にも申し訳ないな…ってすごく落ち込んだんですよ。
そりゃーもう、この出来事はショックもショックで。辞めてやる!!って何度思ったことか。
■「教材★1つ事件」から学んだこと。
ただ、時間が経ってくると「よう考えたら、自分がイイと思っただけで、相手がいいと思うかは別問題よな」ってことを思うようになったんです。つまりは、私の商品を否定されただけであって、「私自身」を否定されたわけではない、ってことにふと気づいたんです。そして、その上で「相手がどう思うかは相手の自由」だってことにも気づいたわけです。
ここまで気づいたときに、もう一段思ったのが、「私自身が、どのように思うかを他人に強制されたくないな」ってことを思ったんですよね。これが大きかったんです。自分が自分でコントロールできることだけ気にかける必要があるんやな、ってことが体感でわかったのはこの「教材★1つ事件」でしたね。
■自分が後悔しなければいいんだな、ということ。
私はこの出来事のあたりから、とにかく自分が後悔しないように行動すればいいんだな、と強く思うようになりました。
私は中途半端なことをやって文句を言われるのがイヤだから、やるならやる、やらないなら一切やらない(やる気が微妙になった時点でとりあえず手を引く)、ってことを徹底してきました。そしたら、だんだんと文句を言う人が居なくなってきて、なおかつ自分自身が納得して行動をできるようになってきたと思うんですよね。
自分が後悔しない、の中身は、おのおのあると思います。その通りに行動していけば、割と何が起きても気にならなくなってきます。ですので、ぜひ一度「自分はどうすれば後悔しないのか」ってことを書くなりなんなりして知ることって、ものすごく大事なことだと私は思うんですよね。
★自分の気持ちがどうしたら満足するのかを知るためには、以下の記事も役立ちます…。