自信がなくたって、これは意識したいですね。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
さて、先日実家に帰ったときにうちの祖母からちょっとした「お使い」を頼まれましてね。この年になってお使いもクソもあるか、とも多少思ったのはさておき、その内容は「自治会のポスティング作業(緊急のお知らせ)」。
どうやら本当はうちの母がやらないかん仕事やったらしいんですが、そのときは別件で不在。うちの祖母は足の調子が悪い。父は絶賛爆睡中…これは、私がやる以外ない(というか、一番元気でヒマなのが私)と思いまして、引き受けることにしたんです。
正直、別にたいして難しいことなんかあらへんやろ、と思っていました。言うてもポストに放り込むだけの簡単なお仕事です、って感じやと思っていましたし。ところが…
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■目の前に現れた、思わぬ敵…
意気揚々と家を出て、最初の5、6件は別にフツーに配れました。この分でいけば、あと1分で全部終わるわやっほい、って思っていたら…目の前に現れたのがこのタイプのポスト。
差し込んだら終わりやー、と思ったら、差し込むポイントなし。裏側にも、なし。
この時点で、にわかに焦りはじめました。え、どうしたらいいんよ、これ、と。
最終的には、もしかしてこのポストはダミーで、表札の下に突っ込むところがあるんか?と思って、壁を紙でつつくも、もちろん、そんな穴はなし。
さすがに一人の家の前でずーっと時間をかけるわけにもいかず、いったん保留して先送りにしました。
■もしや、不審者っぽい身なりになっていないか。
このときに、ふと我に返ったんですよ。もしかして、不審者っぽい身なりになっていないか、とね。
家の近くだったんで、部屋着にダウンを羽織っただけの服装で、整理の甘いヒゲ面メガネ…しかも、ポストの開け方がわからず四苦八苦状態…。このままではいかんと思い直したんですよね。
そこで、最低限態度だけは堂々としていようと思って、寒かったけれども背筋だけはキチンと伸ばしていこう、と気持ちを改めたんです。そしたら、最初の訪問時は気づかなかった「取っ手らしきもの」に気が付き、カパッと開いて配布完了。事なきを得ることができました。
■自信があってもなくても、堂々と背筋だけでも伸ばしていこう。
こういう経験をしたから改めて思いますが…自信の有無にかかわらず、背筋だけでもまず堂々としてみるのは結構大事なんじゃないか、と。
事実、寒さもあって背を丸めた状態でウロウロしてるときは、どうしても挙動不審気味になってしまっていたなー、と感じるんですよ。背を伸ばすだけで、しっかりしよう、って意外と思えるもんやなぁ、と今回の経験で感じました。
修練の必要なテクニックと違い、誰でも意識をすれば出来ることだと思いますし、ぜひ試してみてほしいなと思います。
★自信をつけることについては、こういう考え方も大切。