私が会社を辞めた「決め手」の話。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私は、表向きは抑うつ症が原因で会社を辞めた、というお話しをしています。もちろん、これは真実ですし、会社を辞めた原因の7割は占めていると思います。
ただ、残りの3割も結構重要というか…会社を辞めた「決め手」になったのはむしろ抑うつ症よりもコッチ、なんですよね。
今日お話しするのはその3割のこと。ひょっとしたら目を逸らしている方も多いかもしれませんが、お話ししていきたいと思います。
目次
■このまま会社にいると…もしや?
その3割も、これまた細かく分けるとたくさんあるんですが、その中でも一番大きかったのが「このまま会社にいると…この嫌いな人たちみたいになるのかな…?」という不安だったんです。
以前にもしかしたらどっかでお話ししたことがあるかもしれませんが、私が元居た会社は肉体的に非常に過酷で、仕事ができるとされている人、そうでもない人関係なく、ほっとんどの外回りの方がヘルニアになっていたんですよね。
そういう肉体環境だからか、どうしても精神的にもピリ付くところがあったようで、私自身が暴言を吐かれたこともそうですし、辞めた後でそれこそ暴力沙汰と言われても仕方ないようなこともあった、と聞きました。ちなみに、その暴力をふるったとされる当事者はそういうことしそう…とは思わなかった人でした。
この話を聞いたときに、あぁ…マジで辞めてよかった…と心底安堵しました。
■心が折れたことに、正直になった。
私は、最初は理想に燃えていましたから、この会社で頑張るぞ、負けないぞ、って思っていました。だけど、結果的にその心は折れました。というか、折れたことに正直になりました。これ、無理やな、とね。
そうすると、抑え込んでいた、目を逸らしていた会社の気に入らんとこがワンサカ出てきて、抑うつ症だけでは決め手を少し欠いていた「退職」を思いっきりアシストしました。辞めたかった気持ちを抑えて、ホンマ頑張っていたんやなと思います。
おそらくは、その暴力沙汰の件も、最終的に積もり積もって「暴力がただの一瞬でも魔が差して正義になった」から起きたことなんやと思うんです。つまるところ、そういう環境レベルという現実から目を逸らしていたから起きたこと、だと思うんですよね。
■精神力を当てにするのはホント危険。
だから、私は「こんな人になりたくない!」って先輩が多いなら、その会社は潔く辞めた方がいいと思います。ヘタに「オレは、ワタシは染まらない!」みたいな自分の精神力をあてにするのはキケンです。マジで、やらかしてからじゃ遅いのでね。
こんな人になりたくない!ってのは、立派な退職理由です。
むやみに頑張ろうとせずに、一度自分自身の本音に耳を傾けてあげてほしいなと思います。
★むやみな「頑張りグセ」をやめるためには、こちらの記事も参考に…。