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いまの全力は、心を動かす。
King Uszniewicz And His Uszniewicztones - Out Of This World
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は上の動画というか…曲を題材にお話ししていこうと思います。
まずは聴いてみてほしいんですが…いろんな意味で「凄い」と感じると思います。
言うまでもないですが、演奏能力でいえば「論外」です。*1ただ、何回も聴いていくうちに「あれ?なんか…むしろカッコいい…というか、元気出る…?」って思うようになってきたんですよね。
では、なんでこんな状態でも「心を動かす」ようになったのか?今日はその話をしていこうと思います。仕事にももちろん、応用の利くお話しです。
目次
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■ウソやごまかしのない、「いま」の「いっぱいいっぱい」。
もう一度言いますが、断じて技術があるとは思いません。ここは強調したいところ(笑)。
なんですけどね、私が思うに…彼らは「いま」の「いっぱいいっぱい」の力は見せてくれていると思ったんです。つまるところ、ウソやごまかしや手抜きはないわけです。誰かが音をいじったり、そういう形跡は一切感じません。
だからこそ、何度も聴いていると、あのヘロヘロしたサックスを、あの不協和音としか言いようのない不気味なコーラスを、そしてジャイアンのようにがなり立てるユスネヴィッチのボーカルを、どこかで「待っている」自分自身が出てきたんだと思います。もしこれが中途半端な修正があったりしたら、まずそういうことは起きていなかったと思います。
■こんなもんで手打ち…では、心を動かせなかった。
つまるところ、いまのいっぱいいっぱいを見せるって大事やなって思ったんです。
私自身も、ブログ歴だけなら10年とかになりますから、どっかで小賢しい発想が出ていたんですよ。こんなもんで、ひとまず手打ち…みたいなね。でも、そういう感じになった文章はやっぱり、人の心をつかむには至らんかったんですよ。
その一方で、自信があったわけでもないけど一生懸命、全力でやったことはしっかり評価されたこともあったんですよ。例えばこの記事でお話ししたこととかね。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
■たまにでいいから「いまの全力」を思い出そう。
仕事のキャリアがそれなりになってくると、それこそどこかで「それなり」でいいや、って気持ち、出てくると思うんです。もちろん、すべてが全力だと「持たない」ってのも分かります。
でも、たまにでいいから「いまの全力」を思い出して、出そうとしてみるって大事やと思うんです。そのことが、爆発的な勢いを生んで、誰かの心に響くような仕事に繋がっていくんじゃないかと思うんですよね。
★そういえば、私はこういう経験もありました…。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
*1:真面目な話をすると、私が思う一番の課題は演奏体力のなさ、だと思います。もっとも、それ以外にも山ほどありますが…(笑)。