仕事をするのがおっくうなときに…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
仕事をするのがとってもおっくう…こういうときって、誰しもあると思うんですよね。
でも、会社にはいかなきゃいけないから、無理やりにでも身体を動かす…。おっくうだから、早く起きることができず、ご飯はかき込むようにして食べて、チャリに乗り、満員電車で立ったまま寝て、それでもエネルギーが回復しないから栄養ドリンクに注ぎ込んで…
これが、会社員時代の私の「平均的な」生活スタイル。これに加えてメシはコンビニ、良くても「や○い軒」。しかも仕事終わりにはコンビニスイーツ。トドメは仕事のことが心配で不眠気味。そりゃー抑うつ症にもなるわい。むしろそれで済んでよかったな、8年前のオレよ…
それはさておき、当時の私の仕事に対するモチベーションを想い起こしてみると…ぶっちゃけ、特にないと言っても過言ではなかったですよね。強いて言えば会社の女の子がかわいい子が多かったから、それぐらい(笑)。ただ、それでも補い切れませんでした。別に、その後イベントが展開するわけでもないしね。
ただ、会社員を辞めてフリーランスに転向した私には、いわばそのモチベーションすらなくなったわけです(笑)。ひとり仕事ですから、基本、女の子に会うわけでもないしね。でも、今は仕事に対して、平均的にやる気、キチンとあるな、と思います。
では、仕事がおっくうでしょうがなかった私が、どうやって仕事の「やる気」をキープしているのか…そのことについてお話ししていきたいと思います。
目次
■目標を「近くに」おいて仕事をする。
まず、やる気をキープする上で大きかったのは、絶対にこれだけはやるぞ!って決めてから仕事を始めるようにしたことでしたね。
やっぱり、目標が近くにないと、息切れ起こしてしんどくなるんですよ。まして、目標がなかったらなんのために仕事をするのかが分からず、体調が悪かったりしたら一気に負のモチベーションに引きずられてしまいます。これに抗うのはキツイ。頑張れば頑張るほど、逆効果です。たまたまその頑張りがフィットすればいいけど、ズレた頑張りになってしまった日には目も当てられません。
だからこそ、カンタンなことでいいです。ひとつ、仕事をできるようにする、などの細分化した目標をとりあえず立てて、「理由付け」をして仕事することをおススメします。そうすれば、少なくとも「ズレた頑張り」で消耗することはなくなるので、だいぶ気分がマシになると思います。
■「理由付け」は強力なモチベーションスキル。
で、今もお話ししましたが…「理由付け」って結構強力なスキルなんですよね。なにせ、私自身もしんどいときには「かわいい子が会社にいけばいるぞ!だから会社行くぞ!」って気持ちを胸に、なんとかギリギリのところでしばらくは踏ん張れましたから。一見不純な動機ですけど、無理やり理由もなしにムチ打って仕事するよりはいくばくかマシです。
人は、「なぜやるのか」という理由がない、もしくは弱いと行動を起こしにくい生き物です。こういうときに頑張って「会社にはいかなければならないという社会常識」だけに沿わせようとすると身体が一気に拒否反応を起こしてシャットダウンしてしまいます。
だから、しょーもない理由でもいいんです。なんかしら、自分から出てくる(←断じて常識ではない!ここが重要)理由を見つけて、それを目標にしてみるとラクになります。
■頑張り過ぎず、ほどほどに。
そんで、最後にこちらも大事なのでお話ししておきます。
理由づけだけでモチベーションを保つのも、限界はあります。私が女の子だけでは仕事が続けられなかったのと同じでね。だから、目標に対する努力も、自分の様子と相談しながらほどほど、でやってほしいんですよね。
抑うつになった自分自身のことを思い返すと、どうしても「極端」だったよなと思うんです。理由があるから、といって過剰に頑張ったり、それが達成されないという壁に当たると一気に気持ちが萎えてしまったり。こういうのを繰り返していたから、身体が拒否反応を起こしたわけでね。
あまりにもやる気がないときは、理由を見つけて少し自分を引っ張ってあげるのも大事。ですが、無理は禁物。ほどほどがホント、ベストだと思います。無理なく仕事を続けたいのであれば、ね。
★ついつい、仕事で無理しがち…という方にはこちらの記事もお読みいただけたら、と思います。