大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

今までの人生「そこそこ」うまくやれてきたのに、会社での仕事がうまくいかなかった一番の理由。

今までそこそこやれてきたのに、通用しなくなってきたのはなぜ…?

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

会社で仕事をしていたとき、私が一番苦しんだのは「ふつう」に、「みんなと同じように」仕事ができなかったことでした。(会社員時代に限らず、ですが。その話はこちらの記事でもしています)

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で、会社だとその普通に合わせることができなかった場合は、仕事ができない人、っていう評価になるじゃないですか。これが本当に耐えられなかったんですよね。というのも、一応、今まで努力を積み上げて学歴をそれなりに作り、与えられたことは一生懸命に取り組んで、評価のいい状態をキープしてきた、っていう自負はありましたからね。

それなのに、社会に出たら今までの形がまるっきり、通用しなかった。これで一気に追い込まれたんですよね。

ただ、もちろん通用しないからと言って、手をこまねいていてもダメなわけで。私は気を病んでしまって抑うつ症になりましたけど、できることなら、この記事を読んでくださっているあなたには、同じ轍を踏んでほしくないわけです。

そこで今回は、今までの人生、そこそこやれてきたのに通用しなくて困っている…という状態から抜け出した方法についてお話ししようかと思います。

目次

■自分の「普通」に戻ったら、一気に気持ちがラクになった。

このブログでは何回もお話ししているかと思いますが、抑うつ症そのものは会社を休みだした瞬間にかなり改善したんですよね。つまりは、普通に仕事ができない苦しみ、ってのが気分を害する要素としてかなり大きな割合を占めていたってことがわかったんです。

会社から距離を取ったら、いわば自分自身の普通、って感覚で生きてよくなったから、一気に症状が改善していったんですよね。このときに、もしや…?って疑いを自分に投げかけてみたんです。

■会社の普通と、自分の普通が全然違った…。

その「疑問」っていうのは、会社の言う普通と、自分自身が持っている普通、全然違ったんじゃないか、っていうこと。

よくよく考えると、今まではどうやったら評価されるのかを理解していたんですよね。それこそ、学生生活に関しては「勉強して、テストでいい点取って、規範的に頑張る」ってことをしていれば評価されたわけです。それができていると見なされていたから評価の対象になった、ってわけで。

ところが、会社での評価はいわゆる真面目なだけではダメだった、わけですね。要は、仕事の数字が全然上がっていないから、その数字をカバーリングしようと上司が「余分」な仕事をするわけで。しかも、その余分な仕事に応じて適切な評価が来るのか、と言われれば、おそらくそんなことはない。だからこそ、より「余分な仕事をもたらしている」私の評価が低くなった、っていうだけの話。

字面にすると、ごくごく当たり前の話、だったんですよね。 いわば、学校のテストの点に相当する部分が悪いんだから、評価されなくて当たり前だったんですよね。

■普通を、理解しようと思えるかどうかが重要な分岐点。

ただ、私にはその「当たり前」を理解しようって気概も気力も、両方なかったんですよね。心が疲れ切っていて、どうしようもなかった。だから会社を辞めたんですよね。

結果的に、私が辞めたことは会社にとっても私にとってもWinだったと思います。やる気のない人間が会社にいることがプラスになるわけはないんでね。

で、私は会社を辞めてからいわば「自分の普通」が通用する…つまり、頑張ろうとしなくても自然に勉強ができたカウンセリングの道へと足を踏み入れて、結果として仕事が続くようになったんですよね。

私が思うのは、会社の「普通」を理解しようと思えるかどうかは、会社を続けるのか否かの重要な分岐点だってこと。多少しんどくともやりたいと思えるなら会社を続けたらいいし、そうでないなら早く辞めてしまうこと。

シンプルですけど、結果的に一番迷惑も掛からないんじゃないか、と思うんですよね。

★いま、既にしんどいけれど気持ちに迷いがある…というあなたへ。

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