大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

会社を辞めたり、手放したりする恐怖をスムーズに乗り越える方法。

手放すのは、勇気が要るけれど…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私が会社を辞めるという決断をしたときには、もちろんそれなりの「勇気」はありました。2年間の就活の結果をかなぐり捨てて、またイチからやるのか?とか、お金どうするんや?とか、パパッと会社を辞めてしまうことって、恥なんじゃないか、とか、いろいろ考えてました(その割には、辞めるって決めたのは「即断」に近かったんですがね)。

ただ、本来は何かを辞めたり(止めたり)、手放したりすること…これはとても勇気のいることです。理由は明確で、会社を辞めたり、手放した後のことが想像できないという部分です。

手放すことによって、今よりも状況が悪くなったらどうしよう…

このように考えてしまうわけです。ただ、客観的に見た印象は結局のところ、ただ動けていないように見えることが多いのです。ゆえに、決断せずにグダグダしてる人に見えてしまって、じんわり評価が下がっていきがち。これはとてももったいないこと。

そこで、今日は…恐怖がつきまといがちな「辞めたり、手放したり」といったことをスムーズに行うための方法、について、お話ししていきたいと思います。

目次

■手放す「理由」を真正面から見つめる。

まず、一番最初にやってみてほしいのが…手放す「理由」を真正面から見つめること、なんですよね。

この真正面ってのがどういう意味かと言いますと、「誰かや何かのことを考えずに」素直に自分が感じたことを表現する、という意味です。例えば、会社を辞めたい!って思ったら、その理由だけを文字通り考える。辞めたらどうなってしまうのか、ってことはまずは一切排除して、冷静に考える。これが大事なんですよね。

このとき、単純に書き出してみたら、冷静に文字として把握できるのでおススメです。(書くことの有用性はこちらの記事でもお話ししています。)

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

これをやっておかないと、本音がどんどん外野の声にかき消されてしまって、自分の気持ちがわからなくなってしまうんですよね。多少の恐怖はつきまとうところもありますが、ここはぜひ頑張ってほしいところです。

■ひとしきり本音を書き出してから、どうするかを考える。

で、ひとしきり書き出してから初めて、その後どうするんだ、ってことを考えるんです。(これも書き出してみるといいですね)

こういう「先に書き出してから考える」やり方を勧める理由は、どうしても先々のことを考えたら基本、不安になるからなんです。会社を辞めたら一時的に安定はなくなるし、社会的な目は気になるし、次の就職先とか見つかるんかな…とか、余計なことを考えてしまうからなんです。

すると、この「わかんない不安」よりは、今体験している不満の方がマシかも?みたいに思い始めて、結局「まぁいっかぁ…」と、本音では全然思っていない決断をしがちになるんですよ。しかも、こういうフワッとした決断って、本人に「決めた実感」が薄いから、後々もずーっと文句を言いがちになるんです。だから段々、人が離れていって運気も信用も下がっていく…。

こんなの、イヤじゃないですか。

■本当に大事にしたいものを見極めるために…

だから、まずは自分が「辞めたい」と思っている気持ちを素直に出しておくのがとても大切。本音をきちんと前に出しておけば、不安に気持ちをブラされずに状況を前に進めるきっかけを掴みやすくなります。

手放すことを怖がっているときって、今まさに手に持っているもの(地位とか)しか見ていないことが多いです。こういう状態ってとても視野が狭くなってますし、本当は手を離しちゃいけないことがらから手を離してしまっていたり、ってことも起こりがち。

私の場合は、会社の仕事なんかよりも命の方が大事って価値観をハッキリさせていたから、恥やお金に負けずに、会社を辞めるって決断をすることができたんです。もしあのまま会社にいたら、こうやってブログを書くどころか、この世にすらいたかどうかも分からないわけです。少なくとも、身体や心を痛めて、健康的ではいられてなかったと思います。

だからこそ、状況にごまかされずに、自分の気持ちをまずは明らかにしてみてくださいね。そうすることで、決断することは自然にできると思いますよ。

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