明日のことが「見えすぎ」な人生って…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私、実はずっと疑問に思っていたことがありましてね。というのは、私自身、結構な安定志向だったのに、会社員生活が持たなかった&不安定なハズのフリーランス生活が持っているってこと。これ、なんでかね?と思ってまして。
正直、責任やらは会社員よりフリーランスの方が大きいですし、会社員のような福利厚生なんてありません(ちなみに、私は就職活動の際、福利厚生がどうかばっかり見てました…苦笑)。とてもじゃないけど、フリーは誰しも彼しもに勧められる生き方とは言えません。私自身、「会社員を辞めるか続けるか迷ってる方のためのカウンセリング」を提供していますが、続ける方を推奨することも結構あります。
では、そんな私がなんでフリーランスを選んだのか。その答えらしきものがとあるきっかけで見えてきたので、お話ししていきたいと思います。
目次
■明日の無事だきゃ、見え過ぎなのさ。
そのきっかけってのが、この曲を聴いたことでした。
最近、エレカシめっちゃ聴いてましてね。いまオリジナルアルバム全部聴こうと必死に音源追っかけてる最中なんですが…そのときに耳にグッと入ってきたのが見出しに挙げた…
明日の無事だきゃ 見えすぎなのさ
っていうワード。これがガツンときましてね。
これ、まさしく会社員時代がそうだったなと思って。会社で仕事ができなくたって、別にクビにはなんない。怒られてしょんぼりしたって、クビにはなんない。上司に怒られてなじられようが、クビにはなんない。そんな「無事」が見えていたから、つまんなかったしやる気も出て行かなかったんやな、と。
■無事って、安全って意味ちゃうんちゃうかと。
ほんで私は、無事ってなにも「安全」って意味ではないと思っていて。
要は、何も起こせないのも無事、なんですよね。仕事ができない=無事。上司に怒られたって、しばらく経ったらまた無事。結局、なんにも起きないまんま、ずっと生きていくのか…。こう思ったときに抑うつ症を発症したんやなぁと気づいたんですよね。
無事すぎて死にそう、ってなったんですよ。ひょっとして、向こう30年このまんまか、まさか…みたいなね。
■適度に未来が見えない方が楽しい。
そんな思いが奥底にあった状態から、フリーランスになって7年。正直、明日の無事は全く見えないってことはないです。が、何年もこのままや、ってこともないです。つまりは、適度に未来が見えないから楽しいんかな、と思っています。
それこそ、ほんの3年前は私がこういうことをするようになる、なんて予想もついていませんでしたしね(笑)。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
見えないから、もちろん不安になるときもあります。だけど、それでも決まり切っていない未来は、何が起きるかわかんないから楽しみでもあるんですよね。もしかしたら、会社員時代も、こういう発想があれば続いていたのかもなぁ…とか思いますね。