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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

私は「頑張っていたからこそ」助かった、という体験談。

頑張ってるんだから、たまには、弱みを見せても構わない。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私自身、抑うつ症になってみて初めてわかったことがありましてね。それは「頑張っててよかった」っていうこと。今まで、頑張り過ぎるなだの、そういう話をしてきた流れからすると、違和感を感じるところもあるかもしれません。(この記事がその典型ですしね)

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では、なんで「頑張っててよかった」話をしようと思ったかというと、そのことが不調時に助けになったな、と思うことも意外とあるな、っていう風に思ったからなんですよね。それでは、以下で詳しくお話ししていきますね。

目次

■気持ちのコントロールが利かなくなった私…

私、精神面の調子が落ち始めた「抑うつ症発症直前」ぐらいのころ、正直気持ちのコントロールがぜんっぜん利かなかったんですよね。それゆえに、とにかく誰かに甘えたいとか、構ってほしい…って形になって気持ちが暴れ出したんですよね。

もちろん、この気持ちを持っていて「得」をすることはなく、当時お付き合いをしていた彼女との破局の原因はまさにここにありました。相手の話を聴くことなく、完全に寄りかかっていたから当然っちゃ当然です。

これは、頑張り過ぎからくる反動の面だったんやろうな、と今なら分かります。

 

ただ、逆の目があったのも事実でね。

 

■「普段頑張ってるんだから、こういうときぐらい甘えていいんよ。」

抑うつ症を発症してからというもの、いろんな人がたくさん話を聴いてくれたんですよ。その中身は本当にさまざまで、アドバイスをくれたり、中には大好きな野球を一緒に観に行ってくれたり、とか、もう数え切れないほど。

で、一様にみんな言ってくれたのが、普段頑張ってるんだから、こういうときぐらい甘えていいんよ、っていうことでした。つまりは、私の本来の状態を知っているからこそ、そこに戻っていけるような力添えをしてくれた、っていう感じなんですよね。

 

これは、頑張っていたからこそ得られたもの、だと思うんですよね。

 

■普段から「かまってちゃん」になっていなかったのが良かった。

例えば、普段から「かまってちゃん」みたいになっている人のことを想定したら、おそらく病気になったとて、「あー、はいはい」みたいになることもあるわけですよ。またかいな、いつも病んでるね、みたいにね。

 

つまりは、めんどくさいとされて、本当に必要なときに構ってもらえなかったりする、という事故が起きてしまうわけ。

 

もし私が、普段からかまってかまって、って状態だったら、おそらくは病気を機に一気に人間関係が悪くなっていたと思うんですよね。

孤独に苦しんで、なにかに依存するような人生になっていたかなと思うんです。

 

■頑張ることが、人間関係に貯金を作るのも事実。

つまりは、頑張ることって、損するばかりではないんですよ。いわば、人間関係に貯金を作ってくれますしね。

 

自分の状態が底に向かって行っても助けてくれる人がいた、っていう状況は、普段頑張っていたからって側面もかなり大きいと思うんですよね。

 

いま、頑張った結果、しんどい思いをしているって方も、このブログを読んでくださっていると思います。そういう方に対して思うのは、頑張ったこと自体を呪ったりしないでいいよ、っていうこと。

何かしらの形で、見てくれている人はいるもんです、マジで。

★いま体調が悪いけど頑張っている、というあなたへ…。

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