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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

相手が話を聴いてくれない!って思ったら読む記事。

話を聞いてもらえてない、と感じたら…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

会社を辞める、辞めないにかかわらず、人間関係を円滑に進めるためにどうしても必要となるのが、話を聴くというスキル、ですよね。話を聴けないと物事の理解が中途半端になるどころか、まったくもって違う方向に行ってしまったり、それこそ「トラブル」のもとになってしまいます。

ただ、話を聴く大切さは誰しも頭では理解している一方で、実際できてるの?と言われたら結構微妙…ってことも珍しくないんですよね。というか、どっちかというと「相手が話を聴いてくれない!」って悩むことが多いと思います。話を聴いてもらえなかったら、さっきも言った通り、トラブルのもとになっていきますから、ぜひとも避けたいところです。

ただ、この「話を聴いてもらえない」っていう現象は、実は意外なところに原因があるというか…。今日はそういう体験をもとにお話ししていきたいと思います。

目次

■同じ話をしたはずなのに…?

カウンセリングの仕事…に限らずだと思いますが、どうしても「同じ話をしたはずなのに、出来に大きな差が出来てしまう…」ってパターンがありますよね。

例にもれず、私もそういう体験をしましてね。

たとえば、ブログをどう読むかってのは相手に委ねないといけないことなんですけど「えーーーー、その解釈されるのツライ…」「ぜんっぜん、わかってへんやんまじか…」ってな感じで、腹が立ったり悲しくなったりすることもあるんですよね。 

で、こういうことが起きたからと言って、相手に対して直接「それは違う!」っていうのも、これまたなかなか難しいんですよね。そりゃ、よっぽど「誤解でしかない」ならともかく、そういう解釈もできるのねレベルの場合は、変に指摘するとトラブルのもと、ですよね。

でも、正直もっと理解してもらわんとイヤやなぁ…って思うこともあるし…っていう板挟みになっていたんですよね。

■私の痛みが、教えてくれたこと。

そんな折に、ちょっと腹が痛くなりましてね。私は、こういうときはなんかしらの「心理的な問題」が起きていると解釈して、その痛みに語りかけてみるんですよ。NLPとかではよくある手法、ですかね。

で、そうやって語りかけていった結果、その「痛み」から言われたことがあったんです。それこそが「お前、相手の話は聞いたん?」ってこと。この反応が返ってきたときにハッとなりましたよね。

そういえば、相手がどう思ってるかとか、全然聞いても理解しようともしてないわ…って即座に反省しました。

話を聴いてくれない相手って、結局は心が通じていない相手なんですよね。心が通じていないからこそ、ツーカーでというわけにはいかないわけで。

ただ、それこそ「プライド」なのかなんなのか…どうしても先に相手に「わかってほしい」とか思ってしまって、相手のことを理解することがおろそかになってしまうんですよね。本来、気づいた方が先に歩み寄っていかないと状況は変わっていかないのにね。

で、こういう風に気づいた時点で、心のモヤモヤがだいぶ晴れていきました。自分自身が理解しようとしていない相手に、理解をさせようってのが無茶だ、ってことがわかっただけで、無理に分かってもらおうとしなくていいんやな、って思いました。

■無理やり、わかってもらおうとする必要はない。

もし今、話を聴いてくれない!ってことに悩んでいるのであれば、まず「相手の話を聴いたりしたのか?」ってことをチェックしてみてください。それなしに無理やり分かってもらおうとしていないかどうか、振り返ってみてくださいね。

そうすれば、実際に聴いてもらえるようになるかどうかは別として、変に腹が立ったりすることはなくなると思います。その冷静さが、そのうち相手が話を聴く気になるきっかけになると思いますよ。

★そもそも、話を聴くのがしんどい…って思ったあなたへ。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp