仕事で恥をかいてしまった…そんなときに読んでみてください。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
誰もがかきたくないもの、それが恥です。特に、仕事で恥をかいたりすると地獄ですよね…。私は、会社員時代に、自社の商品を得意先に置き忘れてくるっていう「恥」をかきました。得意先の方はあったかかったですが、上司には罵倒されましたね。
あとは、社員研修の会社訪問ロールプレイのとき、「参る」の謙譲語が出てこなくて、「参上しました」と言った瞬間はヤバかったですね…しばらくの間コレでいじられっぱなしでしたわ(苦笑)。
…それはさておき、恥をかくと自分のステータスが下がるばかりで、何のメリットもないと思っている方は結構多いと思います。ですが、恥からは本当に何も得られないのでしょうか?今回は、私が「恥をかいて良かった」と思ったことについて、お話ししていきたいと思います。
目次
■恥をかいたからこそ起きた「良かったこと」。
私は、忘れ物エピソードから、「忘れ物がないか」チェックするクセがつきました。
「参上事件」からは、「笑い」が生まれましたし、すぐ皆さんに覚えていただけたんですよね。中でも、社員旅行のときに、勤務先が関東で全く絡みのない先輩(注:私は大阪勤務だったので、関東勤務の先輩とは一切カラミなし)から「あぁ、キミが参上か!」と親しげに声をかけてくれたんですよね。大きなことではないかもしれませんが、私の中では「成長」だし、「役立った」んですよね。
何が言いたいかというと、恥は成長に繋がるで、ってことなんですよ。もちろん、恥をかいたときの出来事は「ミス」そのもの。だけど、そのミスで実感したからこそ、成長できたわけですよ。
■恥を恥のまま放置するから、トラウマになってしまう。
それなのに、恥をかいたことを「ミス」や「恥」のまま放置して、ただの黒歴史にしてしまっている方が非常に多いんですよね。
これは本当にもったいないです。もったいないというか、ただストレスが溜まるだけなので生産性がないです。ヒドイ例になると、その「恥」がトラウマ化して人生がしんどくなる原因にもなります。
もし私がその「参上事件」をトラウマにしたままだったら、おそらくは「腫れ物」に触るような対応を周囲に強いることになってしまって、人間関係がイイものにはならなかったでしょうしね。
※私は、抑うつの直接の原因となった上司以外とは、とても仲良くさせていただいてました。
■恥を、成長のエサにしてしまおう。
だからこそ、恥をかいたりミスをしたときほど、成長できた瞬間があったんじゃないか、と見直しをすることが重要だと私は思います。
活かせるものは、徹底して活かしていく。タダでは起きない(笑)。コレぐらいの「たくましさ」を発揮していくことも、仕事のストレスを解消するためには必要だと思います。
★失敗だけでなく、自分の過去だって活かせます。詳しくは以下の記事をご覧下さい。