気づいたならば、とりあえずOK。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
仕事をしていて、一番落ち込むときって「うわ、やってしもた…」ってときだと思うんですよ。これに関しては、ひとり仕事をしていると余計にそう。誰も取り返してくれないですしね。
だからこそ、こういう状況であんまり落ち込んでしまうと、気持ちが萎え過ぎてしまうんですよね。すると、どんどん悪い方向に行ってしまいます。失敗が怖くなりすぎて、マジで何もしたくなくなり、そういう「気分」だけではとどまらずに、本当になにもしなくなる、できなくなる…これではさすがにどうしようもありません。
そこで、今回は「やってしまった!」という状況に対する、シンプルな気持ちの切り替え方法についてお話ししていこうと思います。
目次
■「気づいたから、まぁいいや。」
私、失敗したときには意識して上記のように思うようにしているんですね。
なんせ、例えばブログを書いていたのが途中で消えたりとか割とあるんですけど(最近のバックアップ機能は本当にありがたいと思うw)、それを悔やんでいてもしょうがないんですよね。だって消えちまったもんはどうしようもないし。
だから、本当に消えたら困るものに関しては「メモ帳(PCアプリの方)」に書き起こしてからブログなり、メルマガなり書いているんです。ここでのポイントは、この「バックアップ」を取ってから書く、という行為が定着したのが「途中で消えたという失敗経験があったから」ということ。
つまりは、痛い目に遭うことも、そう悪いことばかりではないんですよ。
■過去は「変わらない」からこそ教訓にできる。
なんせ、過去は絶対にどうにもできません。
ただ、変わらないからこそ過去は、教訓にはもってこいなんですよ。で、教訓にしようと思ったら、意識して「失敗したことを認知しないと」いけないんですよ。ここから逃げたり華麗にスルーしたりするから、まーた同じような失敗を繰り返すんです。
一方で、失敗から目をそらさずに対策を立てようとすれば、次はうまくいくかもしれないじゃないですか。マジな話、たいがいのことはその程度で十分なんですよ。
■対策を考える。その時点で成長している。
失敗してしまった…でも、次、間違えないように対策が出来る。
この時点で、すでに成長していると私は思うんですよね。もちろん、そのとき改めて考え直した方法もうまくいかず、また同じようなミスをするかもしれない。その時はまた違う方法を考えてみればいいのです。新しく考えるための素材が増えた、っていう意味で前進はしているのでね。
そういう意味では、失敗を多く重ねてきたってことは、それだけ逃げなかった、向き合ってきた証とも言えると思うんですよね。だからこそ、恥じるのではなく誇ってもいいんじゃないか。そんな風に私は思います。
★仕事で失敗しても、こういう考え方が身を助けてくれます…。