大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

就職浪人してまで入社した会社を、抑うつ症のためわずか9か月で退職した私が、会社に所属しない道を選び、独立してメシを喰っていけるようになるまでに大事だなと思った心構えについて綴ったブログです。

「守られる」のをやめたから、気が確かになった。

守られていると、実は気持ちが「不安定」にもなる…。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私は抑うつ症に罹っていたとき、治るリズムを段階的に表わすと…

1か月目:とりあえず、会社から離れはしたけど発作がしんどい…。

2か月目:やりたいことをやりはじめて、段々良くなってきた…。

3か月目:会社に行かない生活に、だんだん慣れてきた…。

4か月目:横這い…。

こんな感じだったんですよ。つまりは、意外と4か月目(最終月)がきつかったっていうかね。だから、体調こそそこそこ安定していましたけど危機感を感じていたんですよね。

ちなみに、会社の進退そのものは、公にしていなかっただけで、休職した瞬間に決まっていました。やめてやんよこんなとこ!って思ってましたから。

ただ、いざ会社から尋ねられるとやっぱり、すごいザワザワ感があったといいますか…。今日は、そんな私が病気で会社を辞めるときの気持ちのざわつきを乗り越え、会社を辞めるに至るまでの心の動きをお話しします。いま、同じような立場の方に届いてほしいなと思います。

■「手当」が止まったことが、最大の転機…。

結局のところ、一番心配だったのは「お金」でした。

もちろん、実家にそこそこ頼ってはいましたけど、それでもずっとソレ、ってわけにもいかないし…って思っていたら、なかなか動きが取れませんでした。

そうこうしているうちに、会社からの「手当」…いわゆる傷病手当みたいなヤツが止まったんですよね。フルでもらい受けるぐらい長い期間、踏ん切りがつきませんでした。

ですが、この手当が止まったことが転機になったというか…。

■「守られる」のをやめたから、気が確かになった。

単純な話ですが、手当が止まった瞬間に「辞めます」っていえたんですよね(笑)。我ながら、随分とご都合主義やなと思いますが、お金が切れたら完全に気持ちが離れていったんですよね。

このときに気づいたんですよ。そのときに抱えていた「会社をすぐ辞める」ってのが恥ずかしいとか、そういう恥の概念めいたものが、結局はお金がなくなるのを怖がっているだけの自己都合に過ぎなかった、っていうことにね。

ここまで開き直ったときに、「自分の力でもっぺん立ち上がったるんや!」という気力が湧いてきたのです。

会社を辞めてからというもの、しばらくはホンマにお金なかったです。ですが、それでも「守られていない」から、自分自身の気はずっと確か、だったんですよね。生きる気力が、お金というへその緒を断ち切ることによって蘇ってきた、っていう感じで。

こうしてカウンセリングの勉強を始めて、現在に至るまで、私自身が私自身のまま生きられる手ごたえを掴んできたんですよね。

■想定するような怖いことって、案外起こらないもの。

やはり、守られていると、どうしてもその「守りがなくなったとき」を想定してしまって、心がざわついたり、不安定になりがち。

だけど、私の体感では、守られているものがなくなってからの方が、正直「目が醒めた」気がします。自分が自分を生きていかないと、っていう気持ちが出てきますからね。

この気持ちがあれば、苦しい状況になったとしてもなんとかできる。会社を辞めて5年が経ちましたが、想定したような怖いことは起こらず、生きていけてるな…。こういう実感を持っています。

つまりは、会社辞めても大丈夫やで!ってことが言いたいんです。むしろ、辞めたいと思うのであれば、辞めた方が自分自身が目を醒ましてくれる。私はそう思いますね。