いつの間にか「ナメられてしまう」原因って、こういうことちゃうかと。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私、こうやって個人でのお仕事を始めてから(完全にひとりでビジネスを運営し始めてから)気を付けていることがありましてね。
その気を付けていることとは…コトバは少し強くなりますが「ナメてくる」方を近くにおかない、そのような感じがしたら離れる、ということ。
これはとても大事なことだと思っています。
ただ、もちろん、ナメてくる方を好きだ、とかわざわざ置いている人はいないと思うんです。ですが、もしもあなたが「ナメてくる」人を生み出してしまっている、としたらどうでしょうか…。
今日はそのメカニズムと、対策をお話ししようかと思います。
目次
- ■ナメられてしまう、明快な原因とは。
- ■理解していないことを、理解したかのようにふるまうのはNG!
- ■分かってない、ってことは、相手にバレている。
- ■わからんと思ったら、マジでわからんって言った方がいいです。
■ナメられてしまう、明快な原因とは。
私の体感上ですが、ナメられるのって割と「明快な」原因があるんですよね。
その原因っていうのは…相手に対して「下手に」出てしまったとき。これは本当にNG。
…ただ、ここもなんとなーく、わかると思うんですよ。一番の問題は「下手に出るっていうのが、どういうことなのか」ってことを理解しているかどうか。
ここが重要なんですよね。
■理解していないことを、理解したかのようにふるまうのはNG!
下手に出る、の最もダメなパターンが「理解していないことを、理解した風にふるまうこと」なんですよね。
特に、「さして理解していないこと」や「共感しきれていないこと」について、うんうんそうですよねぇ、みたいな感じで知った風にコメントするのは本当にダメです。いまやっているなら即・やめた方がいいと思うぐらい。
私の場合は、心理学をかじりたてのときに少し「目が開いたかのような感覚」がありましてね。
それゆえ「大人の事情について」分かっているかのような物言いをしてしまっていたことがあったんです。そしたら、それがどうもズレていたようで、だんだんと、友人とジワジワ不仲になっていったんです。
で、なんだか大事にされてないなー、って感覚を私自身持ち始めていたのに我慢した結果、最後は大ゲンカ。さすがにこれはイカンと思ったんです。
■分かってない、ってことは、相手にバレている。
この出来事のあと、私自身が、この仕組みがについて「あぁ、そういうことね」って感じたのは、これを「された」ことも「自分がやってしまったことに気づいた」こともあるからなんですが…
知ったかぶりに近いことをされると、やっぱり、この人はわかってない人なんやな、って思ってしまうんですよ、どうしても。
だから、どう接していいかわからなくなってきますし、わかっていない前提で会話を続けることになってしまうので、どうしても「わかっているのかな…?」という確認の折り返し、みたいなものが必要になってしまうんです。
そりゃー、多少過剰になったとしても「わかってもらいたい」し、ズレていると会話が成り立たないからもちろん丁寧に説明はするけれど、それでもなお理解が乏しい、ズレているまま、なおかつわかっているかのようなことを言われてしまうとやっぱりめんどくさくなってくるわけです。
このタイミングで、私自身に「わかってもらうことの諦め」が出て来たんですよね。
いつまでもわからん、ズレたままってのは不快ですからね。ただ、これによって、人間関係の中における相手の優先順位を下げてしまったことに気づいたんです。
こういう段階を重ねて、分かってない人は「わかってくれる人」より大事な感じでなくなる…これが結果的に(←ここが重要)ナメること、に繋がってしまう…っていうわけです。
※実は、前段で話した私のナメられエピソードの仕組みに気づいたのは、私自身が人を下にみてしまっていたことに気づいたことが原因でした…。
■わからんと思ったら、マジでわからんって言った方がいいです。
だから、ほんまわからんことはわからん、でいいと思うんです。訊いた方がホンマのホンマに無難です。絶対に、なんとなくでわかったふりはしない方がいいです。意図した部分とズレたな、っていうのはかなり敏感にわかるものです。
分かっていないことは問題ではないんです。分かっていないのに分かっている振りをしてしまうことが問題なんです。
もしうまく意図を掴めなかったときに、分からないことを咎める人なんて、切っていいです。そういう人はいざというときに助けにならないですしね。自分が感じたことに素直に行動する、という感覚は本当に大事な感覚だと思うんですよね。
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