苦手な人は、苦手だけれど…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
仕事でよくあるイヤーなシチュエーションとして、「苦手な誰かと組んで仕事をする」っての、ありますよね?言うまでもないですが、これが苦手という方が大半だと思います。私自身も、いわばこのシチュエーションで気持ちを病んでしまって抑うつ症を発症したので、ぶっちゃけ、できることなら避けたい…って気持ちはあります。
そんなこともありますので、この苦手を克服するのは絶望的だと思っている方もかなりいると思います。実際問題、私もいまだに「得意」かと言われたら、そんなことはないんですよね。ストレスは溜まりますし。
ただ、少しでもこのストレスを「マシ」にできる…そんな方法があるんですよね。今日はその考え方について、お話ししていきたいと思います。
目次
■あなたにとって、「仕事がしやすい人」ってどんな人?
まず、苦手の話はおいといて、少し視点を変えてみたいと思います。
苦手な人がいる一方、一緒に仕事がしやすい方もいると思うんですよ。その方とは「なぜ」仕事がしやすいのか、思い浮かべてほしいんです。
…思い浮かべましたか?
仕事がしやすい要素っていろいろあると思います。話しやすい、優しい、気が利く、などなど…人によって様々だとは思いますが、思い浮かぶと思います。
そこまで思い浮かべていただいた上で、苦手な人の話に戻ります。
あなたにとって苦手な人。その人の「仕事がしやすい要素」はどこですか?
…少なくとも、さっきよりは見つかりやすいと思うんですよね。いいところ。ちなみに私の場合、苦手だった上司も普段は明るく、趣味の話とかいっぱいしていたので楽しかったことも思い出したんですよ。それに、仕事そのものは丁寧、ってことは社内でもいい評判ではありましたから。このことは、改めて思い返したときにようやく思い出したんですよね。
■苦手なところ「ばかり」かって言われたら、違うんじゃないか?
さて、何が言いたいかと言いますと…
苦手な人に対しては、その苦手って印象でどうしても埋め尽くしがちになるんですよね。ぶっちゃけた話、その方が気持ちのバランスを取る上では都合がいいですからね。苦手なモノを無理やりいいって思うのは無理があるわけで。
ただね、苦手なところ「ばかり」か?って言われたら、それは違うんじゃないか、と思うわけですよ。いわば、私の場合一緒に仕事していて病気になった上司でさえ、苦手なところばかりではなかったわけです。
だからこそ、一度視点を苦手なところから変えてみてほしいな、と思うんです。苦手なとこばかり見ていても、絶対に気分が良くなることはありませんしね。
■完全回避ができないなら、せめて、ダメージを軽減しよう。
会社にいると、どうしても「縛り」があるので、やりたくないことを全回避するのは難しいと思います。苦手な人との仕事は、まさにソレ。正直、不可避なイベントだと思います。嫌だ嫌だばかり言ってたら、クビになるかもしれないですからね。
不可避だからこそ、余分なダメージが減るような工夫が必要になってくるんですよね。その一環として、一度、苦手な人のいいところ、探してみてくださいね。案外、思いっきり視点が変わって気分がラクになるかもしれませんよ。
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