この口癖を止めれば、確実にメンタルは強くなる。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私が会社を休職したときに、周囲が普通に接してくれたことがうれしかった…そして、そのことが抑うつ症の回復にも繋がった、っていうのはこちらの記事でもお話ししました。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
で、この普通に接してもらう、ってことはかなり重要なことだと思っていましてね。いわば、問題が起ころうが態度が変わらないっていう証でもありますし、信頼できる人が残ってくれる、ってことにも繋がります。
それでは、どうすればこの「普通」に接してもらう状態を作れるのか。それは、あるシンプルな「口癖」を止めることで実現可能なんです。今日はその口癖についてお話ししていきたいと思います。
目次
■「かわいそう」を止めよう。
その口癖っていうのが…「かわいそう」なんです。
これ、問題を作ってしまう口癖なんですよね。例えば、悲劇的なニュースを見たときのことを思い浮かべてほしいんですが…自分自身も「問題だ!」って感じるときと、そうでないときがあると思うんですよね。
ですが、その「そうじゃないとき」であったとしても、周囲の空気が「かわいそう」って意見で満たされていたら、なんとなく「かわいそう」って空気になってしまうことありますよね?こういうのに流されてしまうと、それこそ「かわいそう」がバズってしまって、問題が問題として大きくなってしまうわけです。
■かわいそう、が、かわいそうを引き寄せる。
ほんで厄介なことに、かわいそう、ってのが口癖になっていると、少しでも自分に不幸なことが起こったときにも「かわいそう」を欲しがるようなことをしてしまうというか…。
例えば、問題が起きたときにそのことを「悲壮感」を漂わせてSNSシェアをしてしまったりね。で、それがまた「かわいそう」を引き寄せたり、憤りみたいなマイナス感情も思いっきり引き寄せるわけです。
一見、気分は慰められるんです。なんとなく、わかってもらえたような気がしますしね。だけど、そういうときにやってきた人って、かわいそう、に引き寄せられているだけの人。あなたではなく、かわいそう、に関心がある人。つまりは、今後も残っていく人ではないんですよね。
この繰り返しをしてしまっている人が、いわば「炎上属性」の持ち主なんですよね。気分の慰めを求めて、わざわざ「かわいそう」と無意識に思われようとしてしまって、それが歪んだエネルギーを呼び込んでしまうんですよね。
■かわいそうを止めれば、メンタルが強くなる。
つまりは、かわいそうって思いが、問題を作りあげる、ってことだと思うんですよね。
傍から見てたら大変そう…って問題を抱えてたとしても、本人が悲壮感を出さなければそれは問題になっていかないじゃないですか。すると、やっぱり問題も起きないんですよ。結局は問題視が問題を作るわけでね。
ほんで、問題を作り上げなければ、そういうところに時間もエネルギーも取られないから、どんどんゆとりも出てくるし、そのゆとりが落ち着きを生み出して、メンタルも強くなっていく…っていう好循環に入るんじゃないかと思うんです。
★かわいそうの環に巻き込まれるのを止めようと思ったら、こういう対策も結構大事。