言う必要のない人には、伝えない。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
さて、昨日私は入院体験記としてこんな記事を書いたんですが…
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
この入院のときに、腹が痛みながらもこれだけは守ろう、と思っていたことがありましてね。
その「守ろうと思ったこと」っていうのが…とにかく、この入院の事実は「必要な人にだけ」伝えよう、ってことでした。私が入院したことを知っていた人は家族を含めて3人だけ。つまりは、雑な連絡の仕方をしなかったんですよね。退院後、実は…みたいな感じでお話ししました。
これには単にめんどくさい、ってだけではない大事な理由がありまして…今日はそのお話しをしていきたいと思います。
目次
■弱みを見せていい相手なのか。
入院を必要な人にしか伝えなかった理由として…一番大きかったのは「弱みを見せるべき相手と、そうでない相手」を自分の中で明快に分けているから、ってのがあるんです。
どういうことかというと、例えば人のことを気にすると自分のことが手につかなくなる心配性の方とか、人が困ってると見るやいなや頑張り過ぎるおせっかいさんとか、そういう人に見つかってしまうと、自分の気分を害することが起こりがちから、そういう人ではないとわかっている人にだけ伝える、ってことです。
特に、私の中では後者が非常に厄介で、恩着せがましいクソみたいなアドバイス(正論めいた、わかっとるわボケっていうレベルの内容)をしてくる人間がとにもかくにも大嫌いなんですよね。だから、退院するまでは言わんとこ、って思ったんです。
■トラブルは「信頼できる人にだけ」伝える。
さて、いま私の例でお話ししたんですが…。
自身のトラブルって、ほんと「信頼できる人だけ」に知らせる方がいいと思います。とにかく、人って思いのほか心配性というか、役に立ちたい欲というか…人の弱みにつけこむっていったらアレですが、結構無意識のうちに強い関心を持ってしまいがちなんですよ。
もちろん、関心を寄せていただけるのはありがたいことではありますけど、それでも「ちょっとそういうのは…」って状況も十分に起こり得るわけです。で、もちろん起こってから処理するのは面倒だし、気もものすごく遣います。つまりは、無意識のうちにマウンティングに似たような状況が起きてしまうんですよね。これはとても厄介。
■言わなくてもいいことは、言わないことが大事。
だからこそ、自分の弱み、トラブル、悩みなどを、SNSとかで書いたりといった「雑な伝達」は避けた方が無難だと私は思います。
あなたの悩みを知らなければいけない人なんて、基本限られてますからね。言わないでOKなことにはお口チャックで、静かに過ごしておく…。そうすれば、自分の計算できないところで「ありがたくない」ことをされてしまう確率が下がって、安心して過ごすことができると思うんですよね。
★ちなみに人間関係の見極めには、こういうコツもあります…。