自分の問題は、あくまで「自分の」問題。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
カウンセリングをしていく中で、問題解決の邪魔になりやすい事象ってのがありまして…。その事象っていうのは、自分の問題解決のために「他人」が問題に絡みついている場合。
例えば…自分自身は会社を辞めたいと思っているのに、親の期待を裏切りたくない、とか思っている場合とかね。こうなってしまうと、なかなか話が進まないんですよね。
そこで、私は必ずこんな提案をするんですよね。
目次
■親はあなたと「別の個体」。
まず、第一に「親とあなたは別の個体」だっていうこと。
どうしても、人間は「家庭」で育つところがあるので、どうしても親を特別視するのは仕方がないところはあります。ただ、親だって言うても他人(あなたと別の個体、という意味で)。コントロールができない存在なんですよね(これは親から子を見たときも同じ)。
つまりは、親がどーだ、と言ったところで、問題は解決に進んでいかないんですよね。
■「辞めたい」という相談ではなく「辞める」という報告。
だから、とりあえず「自分で」できることをすることが大切。
例えば、私が会社を辞めたときの場合は…もう「辞める」前提で親に話しましたよね。それこそすごむぐらいの感じで(笑)。そうしたらその圧に負けてくれたのか、親もアッサリ「じゃあ、休んでボーナスだけもらって辞めれば?」って話になっていきました。
親の意向がどうこうやなくて、自分はどうしたいのか、ってのが明確だったのがよかったように思います。私がやったことは「辞めたいんだけどどうしよう」っていう相談じゃなくて「辞めるぞ」っていう報告、でしたからね。
■一番大事なのは「あなたは」どうしたいのか、ってこと。
私がカウンセリングでうかがうのも、あなたはどうしたいの?ってことです。
親がー、とか、旦那がーとか、嫁がーとか、関係なくね。あなたはどうなんや?ってことを徹底して聴きます。そうして初めて、本当に行きたいはずの方向を認知してなんとか「しよう」という動き方になっていくんですよね。
そりゃー、他人が変わってくれたら、それはものすごく楽でしょう。自分は変わらずとも現実が変わるってことになりますから、エネルギーを消費しなくて済みますからね。ただ、その一方で「行動力」とか「影響力」のある人(自分で変える力がある人)には支配され続けることになってしまうんですよね(政治にずっと文句言ってる人とかがそれに当たりますよね)。
だから、人生を変えていきたい!って漫然とでも思うのであれば、自分の行動の仕方を変えていこうや、って思うんですよね。どんなに小さなことであっても、そういう癖をつけていけば、段々と人生が思ったような方向に動き始めるのを感じることができるようになってくると思うんですよね。
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