上司が「無能」だと思うなら…。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は職場の悩みの中でも「言いにくい」悩みの代表格である、上司が無能で困っている…ってなケースについてのお話ししてみたいと思います。
正直に言いますが、私が以前勤めていた会社の上司に関して、無能だと思っていました。自分で出した「指示出すまで待ってろ」指示を忘れて「お前なんでここにおるねん!」って恫喝するように言われたときは頭かち割ったろか、とホンキで思ってました(だから精神科にかかろうと思ったのもある)。
では、このときに私はどういう行動を取ったのか。実体験を踏まえてお話ししたいと思います。
目次
■「おいオレ、ソイツのことは会社を辞める覚悟があるぐらい嫌いか?」
よくブログをご覧くださっている方はご存知かと思いますが、結局私は精神科にかかったのちに休職→退職の流れを踏みました。今振り返ってみると、この流れを踏むあいだに自分自身に問いかけたことがあったな、と。
その問いかけっていうのが「おいオレ、ソイツのことは会社を辞める覚悟があるぐらい嫌いか?」ってヤツ。この問いに対する答えがYESだったから、早期退職のリスクがどうちゃらとかをフッ飛ばして会社を辞めるに至ったんです。
■問いかけにモゴモゴしてしまううちは、辞めん方がいい。
ただ、私が思うのは、さっきの問いかけをしたときに「そう言われると…」みたいにモゴモゴしちゃう感じがあるなら辞めん方がいいかな、ってこと。
そのモゴモゴした感じっていうのは、辞めた後の立場が怖かったりとか、家族をどう支えていくんや、とかそういう心配の集大成で成り立っています。で、ここに対して「そこはなんとかする!」って形で思い切れないなら、そのモゴモゴがあなたの足を引っ張ってしまいます。
※よくある形でいうと…会社を辞めた後の道を応援してもらえなくて条件を大きく妥協して再就職するハメになった、とかね。こうなると「前の方がマシやった!」と結局心が折れてしまって、後悔が残ってしまう。
■「会社を辞めるリスクを取れる」のか、否か。
私は、上司のことをきっかけに会社を辞めるにまで至ったわけですが…
ポイントは、その上司のことを「会社を辞めるリスクを取れる」ほど無能だと思っているのかどうか、ってとこかなと思います。
で、ここからがさらに重要なんですが…もし、その辞めるリスクまでは取れん…って思うならその不満は一旦、少なくとも会社内では心の中にしまった方がいいと思います。ブー垂れ状態で会社で仕事しても評価には繋がっていきませんしね(もちろん、この状態も経験済みです…)。
ただ、そのブー垂れを会社外でやっとけば頑張れそうなら、そのブー垂れを受け止めてくれるところに相談するのも一手かな、と思います。私自身もLINEでのカウンセリングを提供していますので、ご興味ありましたら以下のリンクから詳細をご覧くださいね。