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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

醜い自分自身もいていいんだよ、という言葉に潜んでいる「誤解」。

イヤーな自分自身と、どうやって向き合う?

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

自分自身のことに集中すれば、ひとまずは自分自身と向き合う第一歩はクリアできる…。ってな話を以前、したんですが…(まだ見ていない、って方はこちらをごらんいただくと話が理解しやすくなると思います)。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

この自分との向き合いの過程の中で「醜い自分自身」ってのがどうしても出てきます。

例えば、恨みがましさだったり、嫉妬、情けなさ、だらしなさ…などなど、挙げるとキリがないと思います。こういうのが出てくると、なっかなか、自分との向き合いがうまく行かなくて、結果的にまた人のことを責める方向に戻ってしまう…って状況に戻ってしまう=自分との向き合いがムダになる、ってケース、相当数あります。

そこで今日は、自分との向き合いをうまく行かせるために必要な「醜い自分自身」にどうやって向き合うのか、その話をしたいと思います。

目次

■醜い自分自身を認める、という言葉への「誤解」。

醜い自分自身に対応するために一番重要なのが…

醜い自分自身が「存在している」と認めること、なんですよね。

で、正直ここがわかりにくくて誤解を招きやすいので、その「誤解の例」についてお話ししますと…

×醜い自分自身を「善」とすること

ここに尽きます。心理カウンセリングの現場でよく見るのが、この「醜い私=善」みたいな解釈をした結果、わざわざ醜くなろうとする、っていうパターン(一例としては、常識的に嫌われるやろそれは…ってわかるような言葉遣いをわざわざ狙ってやったり。これ、マジであるんです…)。当ったり前ですが、こんなやり方をしてもただ嫌われて終わりです(笑)。

■丸もバツも、つけんでいい。

醜い自分自身の存在を認める、っていうのは「丸もバツもつけずに」そのまま見る、ってことです。うん、いますね、ってだけ。そこに余計な感情を乗っけないことが大事。

で、その上で、そういう自分をなんとかしていきたいのか、そのまま変えないって思うのか。ここは自分自身で判断してOK、これが自分と向き合うってことです。

大切なのは、感情的に「こんな自分がイヤだ!」とか「変わってやるもんか!」みたいになるんじゃなくて、ただ、淡々とやっていく、っていうこと。

■醜い自分自身は、ただ存在するもの。

醜い自分自身って、どうしても投げ飛ばしたくなったり、認めたくなかったりするもの。だからこそ「そんな自分もいてもいいんだよ」ってことを聞くとどうしても「善として認められた!」と思ってしまいがち。

でも、そういうこっちゃないんです。

むしろ、そういうやり方をしてしまうと「世間から浮く」形になって、余計に生きていくのが難しくなってしまいます。

醜い自分自身は、存在するもの。ただそこにいるもの。ってことです。

このことを受け入れた上で、じゃあどうしますか?って形で行動を冷静に決めていけば、感情にブラされてしまうことなく、自分自身の受け入れが出来ていくんじゃないか、と思います。

★自分の受け入れの第一段階に、この記事も役立つと思います。

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