会社を辞めるなら、実は「早いうちに止めた方がいい」こと。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は、最近感じる「会社を辞めたら、早い段階で止めた方がいいこと」についてお話しします。なんでこんな話をしようと思ったのかというと、どうも会社を辞めてもうまくいかない(応援されにくい、人間関係でいきづまる、物事を思うように続けられない)人って、共通の「クセ」を持っているよなぁと感じるからなんです。
ぶっちゃけ、今からする「止めた方がいいクセ」の話は結構「緊急性」の高い話です。というのも、だいたいの人が「した方がいい」と思い込んでいることを止めよう、という提案ですから、無意識のうちに気づく確率ってそんなに高くないんですよね。
それでは、心の準備をして、ご覧ください。
目次
■「準備しています!勉強しています!」
会社を辞めるときって、多かれ少なかれ不安を抱えているわけですよね。
だから、その不安を解消しようとして、いろいろな行動をとるわけです。勉強したり、先を行っている人に聞いたり、そういう感じでね。そりゃー、本当に何にも知らないタイミングであったら、当然のことです。全く知らないことはできないですからね。
ほんで、しばらく時が経ってから、最近どんな感じですか?って聞いたら、また「○○について勉強しています!」とか、準備しています!みたいな回答が返ってくるわけです。
こういうとき、私は結構ガッカリするんです。
正直、このタイプの回答をする人って、いつまで経っても変わっていかないから。たいがい、同じような勉強をしているだけなんですよね。いつまでもいつまでも、準備という名の勉強を繰り返していってしまうんです。
■準備は「実践」に敵わない。
準備だけをずーっとやっている状態だと、当然実践が入ってこないじゃないですか。だから、技量が上がっていかないし、もちろんいつまでも不安も消えないから足は止まったまま。それなのに、「勉強」やら「準備」がその瞬間だけ不安を解消するもんだから、結局のところ「やってる気」にはなる。この状態、ほんっと最悪なんですよ。
なんで「やってる気」状態が最悪かって言うと、当然ですが「実践」している人にはかないっこないし、しかも「エラそう」になりがちだからなんです。
…皆さんも出会ったことありませんか?
本の受け売りっぽいことをすっげーエラそうにしゃべる人とか、その勉強した知識を正解として押し付けにかかろうとする人。こういう人って、まぁ行動してないですよね。頭でっかちに、勉強するってことだけはしていますが。行動していたら、少なくとも自分の体験や言葉への置き換えが行われるはずですからね。
こういうことを言われても、私はサラッと流しています。
■いったん、「勉強」とか止めてみたらどうか。
私は、頭でっかちになるぐらいなら、いったん、勉強とか止めてみたら?って思います。というか、勉強するなら、絶対に「実践に移すってことをやって」くれ、って思うんです。
正直、実戦の場に移ってみないとわからないことなんてたくさんありますし、現実は勉強した通りにはいかないんですよね。私が日々使っているカウンセリングの知識だってそう。型どおりばかりにやれるような状況ばかりではない、というか型どおりのことなんてない、ですからね。
どこまで行っても、正解なんて転がっていません。だからこそ、正解なんて探さなくていい。正解を探すために勉強しているんだったら、やめちゃえ。必要なことは、行動したら自ずと分かるようになってくる。と思います。
★正解に頼らない考え方は、以下の記事でお話ししています。