ワンパターンって、楽ではあるけれど…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
朝起きて、仕事して、家帰って、寝て、朝起きて…(以下同文)。会社員時代って、こんな生活が続いていたんですよね。そして、この生活を継続していると、「慣れ」がだんだん出てきますよね。こういう「社会人リズム」に慣れてきて、「あぁ、コレで社会人になれたのかな?」といった実感をもつ。そんな方も多いのでは、と思います。
…そういう意味では、私は社会人になれなかった。とも言えると思います。というのも、私はこの生活に慣れることなく、会社員生活を終えたからです。同じことの繰り返し。ワンパターン。私は本当に嫌いだし、苦手なんですよね。私、飽きっぽいですし。
ただ、会社員として生きていくことは、ある意味ワンパターンとの戦いでもありますよね。朝起きて、仕事して、家帰って、寝て、朝起きて…基本、このパターンから逃れることは出来ないわけです。ですが、ワンパターン生活って実は意外と身体に悪いんですよね。何を隠そう、その元凶は「慣れ」にあるんですよね。
リズムに「慣れなきゃ」社会人としてやっていけないけど、身体に悪い?じゃあどうすればいいの?
それでは、どうしていくといいのか、以下の段でお話ししていきますね。
目次
■ワンパターンが持つ、致命的に身体に悪い点とは?
まずお話ししたいのが…慣れには「順応」という側面がある一方で、「鈍化」という側面があるんです。例えば、すごい酸っぱい梅干を食べたとしても、食べてたらだんだん感覚が慣れてきて、最初食べたときほどは酸っぱいと思わなくなりますよね?すると、良くも悪くも「感じられなく」なってくるんですよね。毎日、ワンパターンな刺激しかこない分、情報の処理自体は楽だけど、自分のセンサーは衰える一方になるわけです。
こうなってくると、ちょっとした変化がストレスになってくるんですよね。例えば、仕事のやり方が急に変わったりすると、ワタワタしますよね?それはこの「ワンパターン慣れ」から外れる出来事だからなんですよね。
つまり、ワンパターン生活は表面上楽だけど「リスク」もはらんでいるというわけです。ひとたび自分のパターンから外れる出来事が起こると、多大なストレスが降りかかってきますからね。
■では、どのようにすれば「ワンパターン」を脱出できるのか。
ヒントは、会社の外に有ります。
要は、会社という枠の外では自由に動くことを意識することが、ワンパターンを崩すきっかけになります。例えば、新作のコンビニお菓子チェックなどでも構いません。生活の外に有る、新しい「刺激」を生活に入れていくことが重要です。
一見、遊んでいるように見える人が仕事すっごく出来る人っているじゃないですか。そういう方はこの『刺激』をうまく活用しているんですよね。要は、気持ちの切り替えができているんですよね。
そうすれば、枠の中にはまり込まずに生きることができるので、結果的に生活に変化がついて、それを当たりまえのこととして捉えることが可能になるわけです。
■ワンパターンの外へ、一歩踏み出してみましょう!
ワンパターンな生活は、確かに「何も起きなければ」ラクだとは思います。
ですが、そのパターンはちょっとした要因で崩れてしまうモノ。自分自身がちゃんとしていたとしても、周囲の環境が勝手に変わってしまうことは当然あるわけで…むしろ、長い目で見たらリスクの大きな生き方なんですよね。「何も起きない」なんてこと、ないですしね。
だからこそ、まずは小さなことで構いません。「ワンパターン」の外へ、一歩踏み出してみませんか?そうすれば、変化することが身体に馴染んできて、変化を楽しめるようになってきて、ストレスが減ってくると思います。
★ワンパターンの外へ、の具体例はこんな感じです…