嫌われまいと頑張るのは、正直報われない。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私自身が抑うつ症になったときのことを振り返ると…周囲に「不調」をなかなか言えなかったな、と思います。みんな頑張ってるし…しんどいのは一緒やんな、という思いも少なからずありました。もっとも、本音は違いましたけどね(そのときに思っていたことは、こちらの記事でお話ししています。)
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結局のところ、病気っぽいぞ…ってことを公開することで引かれてしまうのではないか…迷惑になってしまうんじゃないか…こういう不安がずっとあったわけです。そのまま放置していたからこそ、病名が付くほどに症状が悪化したんです。
一応、なんらかの「ネガティブな秘密めいたこと」を明かして引かれる可能性は「公開する対象に対して、どのような対応をしてきたか」に依存すると私は考えています。例えば、良く知っている仲に病気を公開するのであれば引かれる可能性は下がりますし、そうでなければ引かれてしまう可能性は高くなります。考えてみれば、当たり前です。関係性を築けていない人に病気だってことを急に告白されても、正直どうしていいか、と戸惑う、ってのが普通だと思います。
となると、シンプルな結論としては、基本的にオープンな態度をとって、コミュニケーションをしていれば、ネガティブな打ち明けをしても引かれにくい、ということになりそうです。
ただ、「今更そんなこと言われたって…」と思う方もいると思います。関係性が出来上がってしまった中で、急に方針転換をしていくのはリスクを感じると思いますしね。そこで、今日は「人になかなか、不調やらを言えない」ってのをどうやってなんとかしていくか、ってことを記事にしていきたいと思います。
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