今にも潰れそうだ…と感じているあなたにぜひ、読んでいただきたい記事です。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は、私が「会社を辞めてよかった」と心から思ったエピソードについてお話しします。
私が入社したとき、同期は計15人いたんですよね。会社の規模にしては、正直多い方*1だと思います。
同期の多さ自体は心強かったんですが、入社後のオリエンテーションが終わったときだったか、ある同期がこんなことをしきりに口にしていたのです。
「ほんま、みんな辞めんと頑張ろうぜ!」
…正直、この言葉が苦痛だったんですよね。口ではうん、せやなとか言っていたと思いますがね。※ちなみに、この同期も会社を辞めましたw
で、私はこういう「一致団結感」がイヤだったんですが…それはなんでかというと…
目次
■「しんどいのは、みんな一緒感」がホンマにイヤやった。
「一致団結」ってしんどくない、むしろ元気でやる気があるときはいいんですけど…ひとたびしんどくなってしまうと、同調圧のようなモノがかかるんですよね。しんどいのは、みんな一緒、的な感じでね。
それを原因として悪循環というか…「頑張ろうという同調圧」で自分の気持ちを無理やり引っ張れば引っ張るほど、テンションが落ちていくんですよね。だってしんどいもんね。ただ、それを見て見ぬふり(ダメなことだと思っていたから)して、私は頑張って合わせようとしてしまっていたんです。
オレはイヤや思てるのに、なんで一緒に頑張らなあかんねん。
…辛くなって、こういう魂の声が段々大きくなってきたんですよね。その集大成が、抑うつ症だというわけです。
■自分の本音から、目を逸らさないことが大切。
このブログを読んでくださっている方の中にも、会社を辞めるか辞めまいか、本気で悩んでいるという方もいらっしゃると思います。そんなあなたにお伝えしたいのは、自分の本音から目を逸らさないことが大事、ということです。
★参考記事
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
自分の本音が、会社の「同調意識」から外れるものだったとしても、そのことを気に病まなくていいと思うんです。だって、気に入らないのは事実なんですから。むしろ、そこで目を背けたところで、態度には出ます。私の場合は、常に反抗的な目つきだったようで、そこも上司は気に入らんかったらしいです。
要は、我慢したって、意味がないんですよね。我慢したから仕事ができるようになったわけでもなんでもないですしね。このことに正直になって、私は会社を辞めたから、そういう「全体」の声にごまかされて自分を見失わずに、いま、生きてこれているんだ、と思います。
■現実的に、会社の中で不満をまき散らすのは難しい…
ただ、現実的に、会社の中で不満をまき散らすのは難しい…という方もいらっしゃると思います。そんな方のために、我々のようなカウンセラーは存在しています。
正直、不満をとにかく外に出すだけでもだいぶ変わります。私の抑うつも、実は医師に相談した時点で相当気持ちがスッとしたんですよね。やり場のない怒りやモヤモヤを、静かに優しく聴いてくださったからこそ、ほっとしたというか…。
もし興味がありましたら、会社員の方専門のカウンセリングを提供していますので、まずはコチラのページをご覧くださいね。
*1:全体で130人前後でしたからね。最も、この人数で15人も採ってる時点で会社体質はかなり怪しいですがね