仕事を辞める前に、この考え方だけは直した方がいいなー、と思います。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は先日の出来事からお話ししていきたいと思います。私、とあるビジネスの交流会に顔を出させてもらったんですけど…そこでの参加者さんが言ってたことがとても頭に残ったんで、それを記事にしていこうと思います。
こういう交流会に出ると必ずと言ってもいいほど目にするのが、仕事を辞めてリタイアメントしたい!ってな考えを持っている人。働かないで食っていけたら幸せだ!みたいな考え方、ですよね。実際問題、私もそういう考え方を持っていた時期はありますし、それが人生の目標であるならば、それはそれ、だと思います。
だけど、リタイアメントを目標としてしまうと、かえってしんどいことが起こるんですよね。以下の段で、詳しくお話ししていきます。
目次
■仕事が嫌いなうちは、どう転んだってツライ。
私が会社を辞めたいと思っていたときって、とにかく仕事がしんどいし、大嫌いだったわけです。つまんないし、なにより、将来に結びついている感じがしなかった。で、このようなマインドを持ったまま仕事をしていたからこそ、抑うつ症になったんだと思うんですよね。そんで、このイメージが仕事に対するすべて、だったんですよね。
だからこそ、転職を考えていたときって、どうしても良くないところに目が向いて消極的な判断になるというか…楽しい仕事なんてないんだ、みたいな気持ちが支配してしまうんで、どう転んでもツライんですよね。
■やりたい仕事であれば、辞めたい気持ちは消える。
そこで、私はやりたいと思っていたカウンセリングへの道へと思いっきり舵を切ったんですよね。どうせなら、やりたいって思える要素がある方がいいやん、って思ってね。
すると何が起こったかっていうと、多少しんどいことがあろうが、なんとかしようって思えるようになったんですよね。なんとかしよう、って考え方で仕事をしていたら、イヤなことがだんだん起こらなくなってきたんですよ。その結果、どんどん仕事をやりたいっていう気持ちが湧いてきて、仕事を辞めようとか、そういう気持ちが消えていったんですよね。
■仕事を本気でやり始めたら、逆にゆとりができた。
さて、なんでこんな話をしようかと思ったかといいますと…
今、適当にヒマで、ゆとりがある生活が出来ているからなんですよね。仕事を一生懸命しようとしたら、逆にそういう生活が手に入ったといいますか。仕事を辞めたいと思っているうちは、どうしても自分自身のことばっかりで、余裕がなかったんですよね。
リタイアメントに憧れる気持ちは私もあったものですし、理解はできます。ただ、そういう道筋はリタイアメントを目的にしている人には開かれていないんですよね。そもそも、リタイアメントってあくまで自分のことでしかないですからね。
だからこそ、まずは働くことを前提に考えていく必要があると思うんです。それこそ例えば投資家だって、ただラクをしているわけではなくて、お金をどこで働かせようか、ってことには必死なわけですよ。そういう意味では働いているわけで。
ですので、まずはやりたいと思える仕事を、一生懸命こなすこと。ここが本当に大事だと思うんです。そうやってこなしているうちに、自分自身の中にゆとりとしてスキマが生まれてくると思うんですよね。
★自分が本当にやりたい仕事に辿り着くためには、以下の考え方も大切です。