普通、ってなんぞや。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私、かねてからコンプレックスだったことがありましてね。そのコンプレックスっていうのが、どうも「普通」になれないっていうこと。どうしても集団の中で目立ってしまうというか、それを気にするきらいがあったんですよね。
例えば、私は学校の授業とか全部をしっかり真面目にやり切ることをよしとしていたんですが、その真面目さが普通ではなかったらしく、なんとなくバカにされたりとかね。こういうの、いっつもイヤでしたね。でも、サボるのは自分の主義に反するからそれもイヤだ、ってな感じで板挟みに遭っていたんですよね。
それゆえ、どうしても自分の道が「普通」なのかどうかはかなり気にするようになってましたね。普通でなければ、バカにされて嫌な思いをする。だから、できるだけそういうのを見せないように…っていう道の選び方をしていました。
するとまぁ、人生が全然楽しくなくなったんですよね。普通ばかりを目指していたから、なーんにも心が動かないし、普通から少し外れるとツライ、みたいになってました。これも、抑うつ症になった大きな原因のひとつなんですよね。
だから、こういう考え方は止めないとな、と思ったんです。そこで今日は、そんな「普通になりたい症候群」みたいなものをどうやって克服したのか、それをお話ししたいと思います。
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