ひとりで、何でも頑張ろうとしていませんか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
以前私は、なんとなく、助けを借りることに気恥ずかしさのようなものがずーーっとあって、どうしてもひとりで頑張ってしまって、気づいたらひとりで苦しんでしまっている…こういうリズムを持っていました。
で、苦しんでから助けを求めるもんですから、問題が大ごとになりかけていて、やっぱ怒られてしまうわけですよね。それがイヤで「やっぱり、助けを借りてもロクなことにならん…」って思っていたんですよ。その一方、苦しいのは嫌だから、助けてほしいことももちろんある…っていうジレンマに陥っていたんですよね。
そんな状態だったもんですから、この心理セラピーの業界に入って…
頑張ろうとするから、助けてもらえないんやで。
というような知識に触れて衝撃を受けたわけです。そーなのか、と。
果たして、これは一体どういうことなのか。今日はそのお話しをしていきたいと思います。
目次
- ■「出来ないのに頑張っていた」範囲を人に任せてみることで、たしかにうまくいった。
- ■でも、「頑張らない」だけでは、やはりなぁなぁになってきた。
- ■頑張りを、手放した「あと」どうするかが大事。
- ■もし、今あなたが「周りから協力してもらえない!」というように感じているなら…
■「出来ないのに頑張っていた」範囲を人に任せてみることで、たしかにうまくいった。
確かに、頑張ってる間は、「出来るものだ」と思われてほったらかされる、って感じでした。で、実はできてなくて怒られる、という流れですね。だから、その逆を行く感じで、一回頑張るのを止めて、人の助けを借りようとしたら波に乗れてうまくいったんです。
自分が握りしめていた、「出来ないのに頑張っていた」範囲を人に任せてみることで、「できる」確率は確実に上がりました。ちなみに私の場合は「電話予約」やら「道案内」やらが苦手なんですけど、そこを人に任せることで、トラブルが起きる頻度をかなり抑えることができましたね。
■でも、「頑張らない」だけでは、やはりなぁなぁになってきた。
ただ、この「頑張らない」ということを続けていたら、私の気持ちが段々窮屈になってきたんですよね。
なんとなく、なぁなぁになってきた、というか。
もっと言うと、周囲に「アイツは頑張らんと結果出んのと違うか?」っていう「ムカつく人」が増えてきてしまったというか…(笑)。…コレは、このままじゃイカンな、と思って、修正ポイントを探りました。
その結果、ある「重要なポイント」にたどり着いたんです。
■頑張りを、手放した「あと」どうするかが大事。
それは、頑張りを手放すなら、他のことに活かさなイカンってことです。
要は、ただの「手抜き」のために過ぎないなら手放すなってことです。
私の気持ちが窮屈になった原因は、雑務を任せて自分が「ラク」をしているだけになってしまっていたからでした。
頑張ることを手放すと、その瞬間に、自分以外の誰かや何かにエネルギーが移るんですよね。
例えば、雑務というエネルギーを手放せば、その雑務を代わりに誰か(何か)が引き受けるわけです。で、この手放した「頑張りエネルギー」が、どういうモノとして判断されるかは、手放したあとのあなたの行動にかかっているんですよ。
もし、手放したあとのあなたが、本当に自分がエネルギーをかけたいところにかけていれば、周囲にはその「手放しの必然性」が伝わってきて、自然と応援されたり、ピンチの際に守ってもらえる流れが来ます。
逆に、楽をしたいとかそういう目的に過ぎなかったという判断をされれば、周囲には負のエネルギーを「押し付けられた」と判断されてしまい、自然と敬遠されます。
■もし、今あなたが「周りから協力してもらえない!」というように感じているなら…
必要以上に頑張りすぎていないか。もしくは…必要以上に手放し過ぎていないか。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
やらなくていいことと、やった方がいいコト。この見分けをしっかりつけていくことがとっても大事なことだと思います。
★頑張り方のバランスについては、以下の記事でもお話ししています。