それ、本当に「win-win」ですか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
※今回は音声を聴きながらブログをお読みいただけると幸いです。また、YouTubeチャンネルの登録もお待ちしております。
さて、以前にアップした動画でもお話ししましたが…私はパン(お菓子も)作るのが趣味でしてね…。これはうちの奥さんがカレーをよく作るようになったのをきっかけに、オレもなんかしらやってみよう…みたいなのがきっかけ。一番やる気が出たのが、なぜだかパンだったんですよね。
で、やる気があったので割といいペースでパン・お菓子づくりにトライできたこともあって、そこそこ満足なレベルでパンもお菓子も作れるようになってきたんですよね。
↓最近はじめてトライしたベーグル。思ったよりも手軽でビックリしました。
↓こっちは何度も作っているジンジャーブレッドっていうケーキ。一回焼くと大量に出来るのも魅力。
で、この「パン・お菓子」にトライしていく過程で、とっても大事だなーと思ったことがありましてね。今回はそのお話しをしていきたいと思います。
目次
- ■私はあくまで「自分のために」やっている。
- ■「食べてもらうことは好きだけど、味が超マズイってパターンの残念なヒロイン」。
- ■勝手に「win」という評価が得られることを期待してしまう人が多いなぁと。
- ■相手の評価ありきでなく、あなた自身が自然にやれることを大切に。
■私はあくまで「自分のために」やっている。
私、このお菓子づくりを始めたのって、いわば「自分のため」なんですよね。
こんなの作れたらおもろいよなぁ、とか、それこそ節約にもつながるよなぁ、とか。あとは食品添加物の摂取量も減らせるよなぁとか、いろいろ理由はありましたが、基本すべて、自分のためなんですよね。
だからこそ、ダイレクトに自分自身に成果が跳ね返って来て、それが喜びに繋がってドンドン楽しくなってきて、続けられているわけです。
■「食べてもらうことは好きだけど、味が超マズイってパターンの残念なヒロイン」。
で、もしこれが「他人のため」みたいな動機だったら、正直続かんかったやろうなぁと思うんです。というか、他人に迷惑をかけてしまっていただろうな、と思うんです。
ほら、それこそマンガとかでもいるじゃないですか。食べてもらうことは好きだけど、味が超マズイってパターンの残念なヒロイン …(笑)。あれって結局、褒められたいって気持ちの方が先行しているんだと思うんです。お菓子作れたら喜ばれるというパターンをどっかで見聞きして、その評価ありきで作る、みたいなね。
もちろん、それでうまくなればそれはそれ、なんですけど、たいがいの場合は向上せずに終わってしまいますよね。だって、お菓子づくりに興味があるんじゃなくて褒められることに興味があるんですから。他に褒められるような要素があればそっちに流れていくのがオチ。
■勝手に「win」という評価が得られることを期待してしまう人が多いなぁと。
今回の音声で話したのは、そういう「他人軸」の動機として「win-win」が使われているなぁ、って感じる機会が多かったから、なんですよね。
自分自身がやりたい、って気持ちよりも先に「喜ばれたい」「褒められたい」みたいな思いが出過ぎていて、相手が思ったようにリアクションしてくれないとガッカリしてしまう、みたいなヤツね。つまりは、自分自身が勝手に「win」という評価をもらえることを期待して、そうでない場合勝手にガッカリしたり、拗ねたりする、って感じ。
これ、本来のwin-winの趣旨と離れているじゃないですか。
■相手の評価ありきでなく、あなた自身が自然にやれることを大切に。
お互いが無理なく、無理させることなく成立させられることでなければ、それはもう「win-lose」であり、「lose-lose」なんですよ。価値を押し付けて、相手にwinというリアクションを強制してはいけないんですよね。
だからこそ、相手の評価ありきで行動するんじゃなくて、自分自身が自然にやっていてもできてしまうこと、ってのを大事にしていってほしいと思うんですよね。そうすれば、お互いに無理なく「win-win」は実現できると思うんですよね。
★相手の評価を気にせず、行動できるようになりたいあなたへ…。