その仕事、本当に「できる」と思われても大丈夫?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
さて、今までも当ブログでは私の就職失敗体験やらお話ししてきましたが…
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このとき、就職がゴールになっていたことが失敗の大きな原因になった、ということをお話ししたんですが…。
この「就職がゴール」みたいな考え方になったときに、ビックリするぐらい視野が狭くなっていましてね。そのことが、就職の大失敗に繋がってしまったんですよね。
今日のお話しは、その大失敗から学んだ「適職の見極め方」です。 言うても私の失敗談なんで、気ラクに読んでいただければ幸いです…。
目次
■食い扶持のために、とにかく必死でした。
私は就職浪人を経験していましたから、なにがなんでも就職!って頭で動いていました。
最初は仕事を選びまくっていましたけど、だんだんそうも言ってはいられなくなってきて*1 、とりあえず「これだけは無理!」って業種以外はどんどんエントリーしていました。
そんな中で出会ったのが、私が以前就職していた会社でした…。
思えば、面接に遅刻したりしたこともあって、いまとなっては「本来、繋ぐべき縁ではなかった」のかもしれませんが、なんせこちとら食い扶持を稼ぐのに必死でしたからね…。拾ってもらった恩に報いて、みたいなやる気があったことは覚えています。
■仕事=プロとして見られる。
で、このときにある「大事な前提」を忘れてしまっていたんです。
それは「仕事=プロとして見られる」ということ。つまり「できない」ことを仕事にするのはNG、ってことが完全に頭になかったんですよね。就職したいがばっかりにね。
当時の私は「力仕事」「手先の器用さを要求されること」この二つだけは絶対にNGでした。ただでさえ得意でないのに、それを「プロとして見られる」なんて、とてもじゃないけど耐えうるもんじゃなかったんですよね。
ちなみに、私は半年で抑うつ症を発症した、と言いましたが、そのうちの最初の三か月は「ただの研修」。残りの半分が「力も器用さも要求される」、下っ端は絶対にやらないといけない機器のメンテナンスの仕事だったんですよね。最初はそれでもなんとかなるやろ、とか思っていたんですけど、思っていたよりもどうにもなりませんでしたね…。
つまるところ、事実上たったの3か月で病んだってことです。
お金をもらう=プロ、っていう意識だけが先行して、自分の仕事のデキなさ加減に嫌気がさしたのも、抑うつ症を起こした大きな原因だったと思います。
■プロだと思われても「耐えられる」?
だからこそ、プロとして、って視点を持った時に「耐えられない…」ってなる仕事は選ばない方が無難です。
お金をもらう時点で、少なくとも「できる人」として見られることは避けられません。特に、会社員としてやっていくならそこは「義務」になってしまうんですよね。
そのことには対応できる、っていう前提がないと心身が持ちません。
だからこそ、自分自身の価値観を知っておくのが大切になってきます。その知り方は以下の記事でお話ししていますので、良かったらご覧くださいね。
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*1:就職浪人が1年半を超えた=強制的に大学卒業のリミットが近づいていた。