相手に「指摘」しなきゃいけないときのコツとは…。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
仕事をしていると、どうしても相手に「なんらかの指摘」をしないといけない場面に遭遇すると思います。仕事のやり方が間違っていたり、それを直してもらわなければならなかったり、仕事の姿勢を注意しなければいけなかったり…。
こういうの、全く抵抗なくできる、という方もいるとは思いますが、多くの方が「できれば避けたい、イヤだなぁ…」と思うモノだと思います。そこで今日は「ヘタに角が立たない、指摘の仕方」と言った感じでお話ししていきたいと思います。
目次
■余分な指摘をしないのが一番。
まず、一番大事なのは「余分な指摘をしない」ということ。
たとえば、仕事のやり方が違うのであればあくまで「仕事のやり方が違うということだけ」伝える、ということが大切です。
よくある失敗パターン…というか単純に私がされていややったのが、お前は馬鹿か、みたいに人格の否定までしてしまってるパターン。これはほんとよくあるし、パワハラになりかねないのでホント要注意です。もちろん、ギャグみたいな空気になるほど仲がよければそれもうまくいく可能性がありますが、そういう関係なら「言いづらい」なんてこともないでしょうしね。
なんせ、余計なことを言わない。まずはここからですね。
■失敗したときに、必要なことを伝える。
で、一方で私自身が「素直に聞けた」言われ方がどんなのだったかと言うと…
「失敗したときに」、必要なことを伝えられた、という言い方でした。
私、小学生のころ、塾の宿題をサボりまくっていたんです。実際問題、できることだったからやらなかった、みたいにナメていた側面もあって少し指摘されたぐらいじゃ直らなかったんです。それまでテストの点は満点ばかりでしたからね。
ところが、そういうノリで来ていたとある日のこと、テストでついに失敗したんですよね…。そのときに「できへんのやったら、宿題やりや」と伝えられたんです。これはもうごもっとも、としか言いようがなかったので、この日を境にサボりグセを止めて、できているモノも含めて、しっかり宿題をしていくようになりました。
■失敗するまでは、ほっといていいと思う。
人には、話を聞けるタイミング、ってのがあるんですよね。
さっきの私の例でもそうですが、うまくいっているときはなかなか話を聞けないですし、ましてや要らんことまで言うのは論外、なんですよね。
だからこそ、相手がうまくいっていると思しきときはほっておいて、失敗したときにスッとそのことだけをフォローするように指摘する…。こういうやり方が一番スマートに聴いてもらいやすいんじゃないかな、と思います。
自然なタイミングで、自然な内容で、伝えていくとうまくいくと思いますよ。
★なかなか、人のことをほっておけない、というあなたへ…。