大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

私が「摂食障害」を克服できたのは、ある「考え方」を止めたことがきっかけ。

その目標が、あなたを追い込んでいるかも。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

さて、最近遅ればせながらインスタを始めまして…フィルターかっけー!とかそういうところで楽しんでおります…。(良かったらフォローしてくださいね)

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ほんで、写真をあげるたびに全然知らない人からいいねが来たりして、FBとは全然違う感動をしているんですが(某あいのり出演者からいいねが来たときはマジで焦ったw)…今回お話ししたい本題はそういうことやなくて、ですね。

私自身が食に関するモノをアップしている & 心理カウンセラーであることを明かしているせいか、ちょこちょこ「拒食症、摂食障害を克服したい」っていうニュアンスのアカウントさんからいいねをいただいたりするんですね。

ほんで、あまり公言していない…というか、最近まであまり認知していなかったんですが、私自身、「抑うつ症のときは摂食障害気味だったかもなぁ」と思うところがありまして。もちろん、いまはそういう気は一切なく、おいしく楽しく、生活が出来ていると思います。

そこで今日は、私が「摂食障害らしきもの」を克服できた理由を自分なりに思い返して、記事にしてみたいと思います。

目次

■私の「摂食障害」スタートの記憶。

まず、私が摂食障害気味になった時点のことから思い返すと…おそらくスタートは大学4回生~就職浪人中のとき。 今までの人生で「太った経験がなかった」私が、見事なまでに激太りしたんですよね。今まではどんなに体重がアップしても60キロ台だった体重が、みるみるうちに80キロに手が届くぐらいまでアップしたんですよね。(注:筆者の身長は176センチ)

もちろん、太った原因は明確で、「彼女ができたことを悟られたくなくて、デートで晩飯食ってきてるのに、家に帰っても晩飯を食っていた」こと一点。そこで一念発起して運動を中心にしたダイエットを敢行したんですが…70キロの壁がどうしても超えられない。今思えば、ここでひとつ「執着」が生まれたのかな、と思います。痩せなきゃ、っていうね。

■「いつ食べられるかわかんないんだから食べなきゃダメ」という執着…。

そんな体重のまま、私は就職を迎えました。慣れない仕事のストレスで、今度は食べられなくなっていきました。胃が荒れ、腸が詰まり、代謝は人生史上もっとも悪い状態になりました。

にもかかわらず、ここでもう一つ執着が生まれたんですよね。「食べなきゃダメ」みたいなヤツがね。代謝してないんだから、無理に食べなきゃいいのに。おそらくは「働いているからいつ食べられるかわかんないんだし、食べなきゃ」っていう考え方から生まれた執着でした。ただ、お腹が空いていないのに食べるもんだから、余計に腸が詰まり、代謝が悪くなる悪循環…。

この結果、私は抑うつ症を発症するまでになってしまいました。仕事のストレスは当然大きかったですが、それ以上に食で自分自身に与えていたストレスが大きかったなぁと思います。

■「摂食障害気味」が、治ったきっかけ。

では、そんな摂食障害気味の状態がどうやったら「治ったのか」。

具体的な行動としてはとあるきっかけで知った「ヨガ」を日常の生活に取り入れたら、一気に代謝が改善して痩せたんです。もちろん、ヨガの直接の効果も大きかったとは思いますが、一番大きかったのは「食べなきゃ」という強迫観念めいたものを捨てられたことだったんですよね。生きるために食べなきゃ、という強すぎる信念を、「ま、食べたいときに食べればいいよね」ぐらいの気楽な形に変えられたことが大きかったんですよね。

こうして私は、無理に食べるのをやめ、食べたいときに食べたいだけ食べる、という生活に切り替えられました。間食はしますが、一回当たりの食事量はたいして多くないと思います。いわゆる「少量を複数回」みたいな食事スタイルに近いのかな、と思います。

この結果、70キロの壁どころか60キロの壁も超え、現在は58キロ前後をキープって形になっています。肉の鎧が取れましたから、スタミナもアップしました(笑)。で、ずーっと悪かった便通も、一日の最初の食事を採った後ほとんどのケースでしっかりある、という感じになりました。

■「食べなきゃ」をやめてもいいんやで、って話。

さて、いろいろとお話ししてきましたが…一番大切なことは「食べなきゃ」をやめてもいいんやで、ってところかなと思います。私の場合はそれを素直に受け入れすぎて「過食気味」になりましたが、それが拒否反応になると「拒食」に転ぶんだと思います。

せっかく食べるんだから、おいしく食べたいじゃないですか。だから、他人がどう思うかとかじゃなくて(過食や拒食になると、どうしても親とか身近な人からアレコレ言われがちだけど)、あくまで、今の自分はどうしたいのか、ってところを大切にすることが必要なんやろうな、と思います。

食べたいものを食べたいだけ、それでいいじゃないですか。「人のアレコレ」を気にしてたら、やっぱりおいしくないと思うんです。自分自身が思ったように食べて、まずは「食事が楽しい」って気持ちを思い出し、取り戻すこと。

これが一番大切なことなんじゃないかな、と思います。

★食の大切さは、このときも実感しました…。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp