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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

言いたいことは言えばいい。でも「叫ぶ」のは違うと思う。

言いたいことは「言えば」十分…。

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acworksさんによる写真ACからの写真

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私が心理カウンセリングを仕事にし始めたころは、いわゆる「言いたいことを言う」みたいな潮流が起き始め、だったように思います。

その成果もあって…なのかどうかはわかりませんが「言いたいことを言う」人は日本でも増えてきた印象はあります。それ自体は「進歩」。価値観の多様化が認められやすくなったと思いますしね。

その一方で、この言いたいことを言う文化が行き過ぎてるよなーと思うこともしばしば。「なんでそんな言い方するんよ…」ってどうしても思ってしまうパターンもあります。今日はそういういい方にならずに、耳を傾けてもらいやすい話の仕方についてのお話をします。

目次

■あくまで「言うこと」が大事であって「叫ぶこと」ではない。

一番大事なのは、言いたいことを「言う」ってことなんですよ。

なんでこんな言い方をするかっていうと、言いたいことを「言う」というよりは「叫んでいる」人もよく見るから。特に権利関連についての話になると目を覆いたくなる例も…。

それこそ、言いたいこと「だけ」を言えばいいのに、感情的になってしまって…例えば「これだから日本は遅れてる」だのなんだのと、全くもって実現したい未来には関係のないことまでデッカイ声で叫んでしまうわけ。

こうなると、その言いたいことよりも「雑言」の方が聞こえるんですよ。で、ただの罵り合いになっているのが第三者には見えてしまって「やっぱり普通の感覚ではない怖い人たちだね…」みたいになるんですよ。

ふつうに話せば伝わったかもしれないのにもったいな…ってどうしても私は思ってしまうんです。

■ふつうの声で話して伝わる相手に話そうよ。

昨日の記事でもお話ししましたけどね…

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とりあえず、私が思うのは「ふつうの声で話して伝わる相手に話そうよ」ってことなんですよ。そもそも聞く気がない人には話したってムダ。ましてや耳元で叫ぶなんて論外じゃないですか。

私自身も、提示している価値観はいわゆる「ふつう」のものとは違うモノだという自覚はあります。だから、あくまで「自分はこう思う」ということだけを話そうという感覚でいるつもりです。

■まずは「言いたいことの根幹」だけを話そう。

正直に言ってしまうと、私自身は現在ネット上で言われている議論について「みんなが受け入れないといけないもの」なんてない、と思っています。

好きな人は好きでいいし、嫌いな人は嫌いでいいです。

だからこそ、言いたいことを、余計な温度を持たせずに、根幹だけを取り出して話すのは大事だと思います。その方が、ノイズまみれで大声で騒ぐよりも、よっぽど話に耳を傾けてもらいやすくなると思うんですよね。

★こちらも、言いたいことを伝えるために大事なことです…。

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