劣等感をなんとかしたい、と思ったらそこがチャンス。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私の会社員時代は、もう劣等感の塊でしたよね。特に、自分が思い描いた状態との乖離が大きかった(正直、もっと出来ると思っていたし、そう思われてもいた)のもあって、あっという間に心がボロボロになっていきました。一番酷かった時は、同期の女の子に泣きついて困らせたり…ってことがありましたよね。ホント、いま振り返ってもマジ申し訳ない…。
ただね、これはあくまで「いま、振り返ると」って形。当時はこんなに俯瞰する余裕なんてなかったし、それこそ必死に泣きついていたわけです。だけど、当然ながらこういう行動がプラスに結びつくわけもなく…ね。
で、先日ご質問をいただいたので、こういう劣等感ってどうやって脱出したんやろう、ってことを振り返ってみたんです。そしたら、とあるひとつの「事実」に辿り着いたんです。今日はそのお話しを…。
目次
■実は、具体的に「劣等感」を脱出した!って瞬間は、ない。
実は、具体的に「劣等感脱出しました!」なんて瞬間は、ありませんでした。マジな話、思い当たる節がないんですよね。
なんだけども…現在は確かに、劣等感でどうのこうの…と気分を害したり、みたいなことは思い当たりません。ってことは、なんらかのタイミングで気持ちのスイッチが切り替わった、っていうこと。
…そしたら、ひとつ「もしやこれかな?」っていうのがありましてね。
■気持ちの上で、一回全部投げ出してみた。
私、会社員を辞めて独立したわけなんですが…
当然ながら、独立して私よりもうまくいっている人なんて、それこそ山ほどいると思うんです。ハッキリ言って、比べたところでどうにもならないわけですよ。それこそ、ホンマに落ち込むだけですしね。逆に反発心みたいに頑張る人もいますけど、エネルギーの源泉が反発の状態だと、息切れしたり気が立ちすぎたりと、これもまた、持たない(こちらも、当方経験済みw)。
そのときに、一回全部、気持ち上投げ出してみたんですよ。ブログの更新の手を止め、メルマガの更新の手を止め、っていう風にね。そのときに気が付いたんですよ。
あれ?ラクだ、ってね。
もっと詳しく話をすると、仕事から一旦距離を取ったときに、全然集中できてなかったんだ、ということに気が付いたんですよ。うまくいってる風の誰かに悪態をついたり、かといって自分自身の仕事ははかどっているか?って言われたらそんなこともなく。やたらと時間だけはかかっていたんですよね。
つまりは、ムダなエネルギーを割いてしまっていた、ということです。ここまで気づいてしまったわけですから、もう戻れなかったですよね。なんというか、もったいないって気持ちでいっぱいになりましたから。
■やりたいことをやれば、劣等感を感じるヒマなんてない。
そこで、私はやりたいことだけやる…もっと言うと、動き出しまでにヘンな時間がかからないことだけをやる(動けないものはやらない)ってことを実行するようにしたんです。
この習慣に切り替えたら、楽しい。とにかく楽しい。そしたら、劣等感を意識する時間なんて、いつの間にか、なくなっていきましたよね。*1
私が大事だなって思うのは、劣等感を感じたらまず、その対象から距離を取ることかなと。一回離れたら分かりますが、思った以上に劣等感を始めとするマイナスな気持ちに対して費やしている時間に気づくと思います。つまりは、ヒマになると思います。
で、そうやって気づいたときがチャンス。果てしなくもったいない時間過ごしてたんや、って否が応でもわかりますから。そうなると、自分自身が「変わらない」という選択肢を採れなくなります。このときに、自分自身が大きな変化をするチャンスをつかむことができます。
だから、劣等感を感じる時間があるならば、やりたいことに一回、没頭してみてほしいんです。そうすれば、劣等感なんて感じる時間、無くなっていると思うんですよ。
★まずはこういうところから、スタートしてみてほしいです。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
*1:最初の段落で「具体的に劣等感をなくす方法は思い当たらない」って言いましたけど、それは別に、劣等感そのものをなくしたわけではないから。感じようと思えばいくらでも感じられます笑。