何を言うかよりも、こっちの方が大事だと思っています…
FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
このブログでも何度かお伝えしていると思いますが、私は基本、デッカイ山を当てよう!っていう考え方ではなく、コツコツタイプやと思います。
だからこそ、曲がりなりにも今まで仕事を続けてこれているんやと思うんですが…やっぱり、今までの経験上「消えていく」人も数知れず…。それこそ、私なんぞよりはるかに経済的に成功していたと思しき方が、めっきり見なくなった…ってこともようけあったと思います。
もちろん、その「見なくなった」人の中には「栄転」のパターンの方もいましたけど、大半は「あぁ…やってもうたな…」ってヤツ。で、私が見る限りはどうもその「やってもうた」には共通項を感じるんですよね…。
今日はそのお話を…
■目次
■口は災いのもと、とはよく言うモノで…。
その「やってもうた」の共通項は…やはり、発言なんですよね。
昨今は「炎上商法」なんて言葉もありますし、わざわざ狙ってやる人もいますけど…基本的には「ミス」ですし、信頼も大きく損ねてしまいがち。
で、こういうミスをする人って決まって言うんですよね…。ここは自分の庭なんやから何を言ってもいいやろ!ってね。
■ネットはもう、自分の庭ではない。
私はその「自分の庭」に関してはもう違うんちゃうか、と思っていて…。
Twitterとかやっている方は分かると思うんですけど…いいね!が押されたモノって人のタイムラインに上がってくるじゃないですか。これはつまり、自分自身を好いてくれる・キャラクターを知っている人だけが見る、とは限らないわけですよ。友達の友だちは他人、ってのと同じでね。
特に、私は別ブログで野球という非常にセンシティブなテーマ*1を扱っていますから、一個一個、これでいけるかな?ってのは推敲してからあげてます。
■本当に「言うべき」なのかを考える。
で、この「推敲」ってのは文章のこともそうですが…そもそも「言うべきことなのか、自分の中だけで留めていてはいけないものなのか」って考えることも含まれています。
ほんで、まぁ、言わんでもいいか…ってなったものは潔くボツにするってのを大事にしています。仮にそこに時間がかかっていたとしてもね。
で、言うと決めたらそこに対して文句を言われたとしても冷静に対処する。ギャーギャー自分の正当性を主張しない。これもすごく大事やなと思っています。近頃の炎上の火消し失敗ってすべてその「言い訳」が原因やと思いますしね。
■「何を発信するか」よりも「何を発信しないか」。
だからこそ、私は「何を発信するか」よりも「何を発信しないか」の方が大事だと思うんですよね。
自分だけが思っていればいいことを、世間に分からせようとすると「押しつけ」だと感じられるのは当然の話。 発信自体のハードルが下がったからか、そこを考えなしにやってしまって後で傷が大きくなった例はむしろ増えてきていると思いますしね。
で、これは私自身の体感ですけど…その「言う・言わない」のハードルを乗り越えてでも「言う」ってなったものは、やっぱり自分の柱になってます*2。
簡単に物事を言える時代になったからこそ、思いとどまって言わない大事さも改めて感じてもいいんじゃないか、と思うんです…。
★特に「正しさ」について発信するのは気を付けたいですね…。