思い付きは、テキトーに見えるけど…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私には、カウンセリングをしているときに大事にしている要素があります。
それは、思い付き。字面にすると、なんだかテキトーな感じがしてどうなん?と思うこともあるかもしれませんが、思い付きがないと話が前になかなか進まないんですよね。
私、カウンセリングを勉強していたとき、とある開かれた場に潜り込んでやっていたんですよね。で、自分自身なら相手のお悩みにどうやってアプローチするだろう?っていう感じでやっていたんです。そうすると、基本的には、クライアントさんって物事の全体像をしゃべることは少ないってことに気が付いたんですよね。初対面に限りなく近いであろう人(カウンセラー)に、そんないきなりベラベラ喋りまくるのって、そうそうないですしね。
では、こういうときにどうやって話を進めていくか、というと…
目次
■読みを信じて、とりあえず話を進めてみる。
こういうときに大事になるのが、「読み」もある程度必要になってくるわけですよ。ココで悩んで黙ってしまうのが、一番相手を不安にしてしまうんでね。
だからこそ、思いついたことを話してみて、話を積極的に前に進めていくのが大切だなと思うんです。もしその「思い付き」が外れていれば、ヘンに食い下がったりせず、別の可能性を探ればいいんですよね。
こうやって話を深めていけば、いずれは核心にヒットするんですよね。
■その場に集中していれば、思い付きは空気に沿うモノになる。
で、意外かもしれませんが、実は思いつきというのは場の空気からそこまで逸れていないことが多いのです。というより、そもそも逸れすぎていることは思いつけません。ぶっちゃけ、思い付きを口にして後悔したことは、このお仕事を始めてから、一度もないです。言えなくて後悔したことはありますけどね。
(注・思い付きを活かすのは、そもそもその場に集中している、ということが大前提ですよ。)
■思い付きを口に出したり、行動に移したりすれば、人生が動く。
ちなみに、私がこのカウンセラーという職を選んだのも、思い付きみたいなモノです。
なんとなく、大学のときに就活をしていて一番最初に思い浮かんだのがコレだった、ということを休職後に思い出して、それを試しに活かしてみようと思ったから今があるわけです。で、その思い浮かんだ時も、口に出していたんですよ。だから思い出せたんです。それを口走ったのは大学の行動で就職活動の説明会を聴いているときだったな、というぐらい、詳しく思い出せるほどなんですよね。
ですので、もし今人生が行き詰っているなー、とか感じているのであれば、一旦、思い付きを口に出したり、行動に移してみたりするのもアリだと思います。
思い付きが、自分自身を助けてくれるかもしれませんよ。
★意外なことが人生をたすく、って意味ではこの考えも大切です…。