大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

「ヒトの能力頼み」をやめれば、仕事はうまくいく。

「その人次第」って大丈夫なの?って思うんです…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

今日は、仕事が「なんとなく、うまくいってない」と感じている方にぜひ読んでいただきたい内容です。

カウンセリングの現場では、基本的には「うまくいってない話」を一回につき最低でもひとつは聴いています。で、それに対する対策を一緒に考えて…ってしていくんですが…

その過程の中で、うまくいかない状態には共通項があるなーと思いまして。今日はそのお話しを…。

目次

■「人間頼み」ではなかなか環境が安定しない…

うまくいってないときって、多かれ少なかれ「人間頼み」になっているんですよね。

人間頼みってのは、そこで働く人のコンディション(やる気)次第になっているということ。

…私がいかなくなった飲食店の例でお話ししますと、接客に許されざる波*1があったんですよね。これ、一方的に「規則でダメ」って言われる以上に納得いかないでしょ?

こういうことが起きてしまう原因って、ルールで決めときゃいいところがきっちり決まっていなくて、その人の裁量次第になっているからだと思うんです。学生バイトが抜けた瞬間にカバーリングがままならないほどガクッとクオリティが落ち込むのとかはまさにソレ。

■誰がやってもある程度うまく行く仕組みづくり。

こういう状態を防ごうと思ったら、誰がやってもある程度うまくいくような仕組みにしておく必要があると思うんです。

具体的な例で言うと…

  • わからないことの質問をしやすい環境づくり
  • 言われた通りにやったことを普通に評価する(+αの働きをむやみに評価しない)

この2点だと思うんですよね。どっちも大事ですが、特に後者が大事だと考えています。言われたことができてこその+α、ですしね。

その上で、言われたことをきちんとできる人が実践した+αを全体にシェアして、やれそうなら仕組みに組み込む。こうしていけば、だんだん仕組みのレベルが上がっていくし、人によるって部分を少なくしていけると思うんです。

■「ヒトの能力頼み」をやめよう!

少し話が大きくなりましたが…単純な話「ヒトの能力頼み」をやめましょうよ、ってことです。

これは組織だけじゃなく自分自身のマネジメントでも一緒。やる気次第にできる限りならないようにするのは仕事の安定感を出すうえでものすごく大切です。

不安定な部分は見つけたその日にはじき出して、安定しそうとその時点で思うやり方を決めて実践。それがいい感じならそのまま続け、ダメなら変える(組織の場合は、変えたならそれを周知する)…こういう繰り返しをしていくことが大切だと思います。

★仕事をうまくいかせるためには、この感覚も大切ですね…

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

*1:まったく同じ内容の要望をしているのに、通ったり通らなかったりした。納得のいく状況説明があればまだしも、それもなしでは困る…。