その「なんとなく」をやめれば…。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今回は趣味の話で気づいたことを記事にしようかと思います…。
私の趣味の中でおそらく最も長く続いている趣味は…おそらく、音楽鑑賞だと思います。幼年期に某クラシックコレクションから始まった音楽人生…。いまは全然違う方向性に行きましたが、たぶん、これだけは一生やめないかと思います。
…と言ったところでアレなんですが、実は音楽鑑賞に関しては一度、大きなピンチがありました。今日はそのピンチを脱出した話から、生活における重大な危機を脱却するヒントをお話ししたいと思います。
目次
■音楽が嫌いになりかけた時期が…。
私、音楽を聞くのが嫌いになりかけた時期がありましてね。
個人批判するのが目的ではないので具体名は差し控えますが…新譜を聞いてはピンとこない、の繰り返しで毎度腹が立っていた時期があったんですよね。
で、こういう気持ちが主体になっていた分、ジワジワ音楽から遠ざかるような流れになって、音楽自体が楽しくない…みたいな気持ちが出てきたんです。
■好きだというだけでなく、補強する基準を設けた。
このままじゃいかんと思って、音楽を「手に入れる」基準を考えなおしてみたんです。
つまるところ、単純に好きだという思いだけではなく、補強する基準を設けたんです。ちなみにその基準っていうのは「iTunesの再生回数」です。要は、10回は聴かないと次に行かない、と定めたんです。
この数値を改めて見直したら…好きだと思っていたけど5回未満しか聞いてない…みたいなアーティストのアルバムを新作が出たから、みたいな理由で惰性で聞いていたことに気づいたんです。
■惰性の「洗い出し」をしてみた。
で、これを機に「惰性」らしきものを洗い出してみたんです。
かつて見ていた既に嫌いになったはず雑誌をうっかりカレンダー的に参考にすることをやめ、内心「もういいかな…」と思っていたアーティストを追いかけるのをやめ、はたまたそれとは逆に「聞いているにもかかわらずなぜか次を聞いていない」ものを聴こうとしていったり…
こういうことを積み重ねていくうちにどんどん充実感が増してきて、また音楽を山ほど聴ける生活を取り戻せたんですよね。
■なんとなく、をやめる。
このように「惰性」って、好きの力を奪うぐらいよろしくないものなんですよね。
ですので、もし好きだったはずのことが好きじゃなくなったりしている場合は…
なんとなく、でやってしまっていることを見直して、やめてみる or その逆に、やった方がいいはずなのにやっていないことをやる、ってのはおススメです。
そうすれば、力が戻ってくるんじゃないかと思います。
★惰性をやめることは、ここにも繋がります…。