その受け答えの中身、キチンと「あなた」のモノですか。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今回はふと思い出した話を記事にしていこうかなと思います。
それは私が大学に入りたてのころ。私は軽音サークルに所属し始めたんですが、そこで必ずある質問がありましてね。それこそが「キミはどんなアーティストが好きなん?」っていうヤツ。まぁ、軽い面接みたいなもんです。私は基本、その用紙にびっしり好きなアーティストを書く、ってタイプでした。
それはさておき、その中でも一番好きなバンドの話をしたときに「おおー、もしかしたらこの先輩と合うかもしれんで?」ってな話をされたんですよね。当時は馴染むのに必死なところもありましたから、その先輩と話すチャンスがあれば話したいと思っていたんですよね。
で、そのチャンスがいつごろやったか忘れましたがあったんですよね。
私は意気揚々とその好きなバンドの話をしたんですよ。そしたら、他のバンドはどんなん好き?って聞かれたときにツラツラっとまた、好きなバンドをあげて…。ここで「もしかして、○○(雑誌の名前)系が好きな感じ?」と聞かれたんですよね。実際、私は当時その雑誌が好きだったので、「そういう感じです!」って答えました。
…そしたら、その先輩は「そうなんやー」って感じでトーンダウン。この後、ずーーーーっとほぼ、その先輩の卒業まで話すことナシ。
当時は、なんか苦手な感じ…嫌われたな…ってだけだったんですが、今ならなんとなく、その理由が見えてきたんですよね。これ、いろんな人間関係に応用できる話だと思いますので、以下で詳しくお話ししますね。
目次
■コイツ、なんか違うな…って思われたキッカケ。
私の嫌われポイント(というか、コイツはなんか違うって思われポイント)は、おそらく「○○系が好き?」と聞かれて、臆面もなく「そういう感じです!」って答えたこと。
もちろん、他にも私の生理的に受け付けなかったとことかあるんでしょうけど、現時点の私でも「これはなかったな」と気づけたのはこのポイントです。
…これ、何が「圧倒的にナシ」だと思います?
■「自分の感覚」ではなく「雑誌の感覚」だった。
私が思うに、結局のところ「自分の感覚」ではなく「雑誌の感覚」を信じているだけ、もっというと妄信しているだけに見えたんだと思うんです。つまるところ自分がないというか。だから、つまんねーヤツってなったんでしょうね(その先輩、後で知ったんですがその雑誌があんま好きじゃなかった、ってのもあったみたいです)。
ちなみに卒業してからはその先輩とお話しする機会もあったんですが、そのお話しする機会は「その雑誌」からとあるきっかけで卒業したあと、でした。やっぱり、たまたまとは思えないんですよね。
■「誰か」じゃなくて「自分」はどう思っているのか。
こういう経験があるんで、私は「誰かが言ってる」じゃなくて「自分がどう思っているのか」にはこだわっているんですよね。
独立してからも、結局「○○派」みたいに、特定の色が濃すぎる人とは話が通じなかったし、気持ち悪かったんですよね。そういう一切のモノを断ったことで、自分自身の心も落ち着いた気がしますしね。
だからこそ、誰かより自分。そのことが、人間関係を繋いでいけるようになっていくと思います。
★自分自身の感覚を優先できるようになるためには、こういうやり方が重要です。