せめて、自分ぐらいは、自分を待ってあげていいんじゃないか。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私、抑うつ症になって、それが回復してから意識していることがありましてね。それは、人がどう言おうが、せめて自分自身だけは自分を「待ってあげよう」ってこと。
どういうことかっていうと、自分自身の心と身体が「合ってないな」って思ったら、その合ってない方を待ってあげる、っていうこと。つまりは、しんどいときにはしんどい、って声を聴く、ってことですね。
で、この「合ってない」って感覚を無視しないのがかなり大事だと思ってましてね。
合ってないときは何をやってもうまくいかないんですよ。不思議なぐらいに物事を完結させることができない、というかね。アイデアが湧いてきてもそれを形にしよう、と動くことができなかったり、はたまたパッと形にしてみたはイイものの凡作も凡作だったりね。
では、具体的に「自分を待つ」ってどういうことをすればいいのか。それを以下で説明していきますね。
目次
■やる気なし、に正直に。
やることは非常にシンプルです。なんとなくやる気が出てないな、と思ったら潔く手を止める。これだけなんですよね。
これだけのことなんですが、効果は絶大でね。一旦手を止めるだけで、自分の心が「したいこと」を教えてくれるんですよね。で、それを実行してやるとやる気がスッとよみがえってくるんですよ。
■「したいこと」がすぐ実現できないときは…
ただ、すぐにはその「したいこと」ができないこともあります。そこで私が活用しているのがホワイトボード。
なんかやりたいな、と思ったらその時点で書くのが有効なんですよね(特に、最近はやりたい料理が出てきたら書いてます。そうするとタイミングが合ったときにやる気が出る)。で、書いておけば「間」があった瞬間に「心と体が繋がる」ような瞬間が来るんですよね。
■想いと身体が一致したときに、エネルギーが湧いてくる。
想いと身体が一致したときに、人間、エネルギーがグッと湧いてくるんですよね。
実際問題、待った方が早いんですよ。やる気が出ずに無理やり頑張ろうとしても、ウンウン唸る時間が増えるだけで「かなりムダかつしんどい」し、生産性がとにかく薄い。
だから、どうしても落ち込んでしまいやすいですしね。それがまた気持ちを沈めて…っていう悪循環に入ってしまいます。
だからこそ、なんかやる気がイマイチやな、って思った時点で、いったん「自分を待って」あげてほしいな、って思うんです。
こればっかりは体験してもらうしかない側面もありますけど、心と身体が一致した瞬間のパワーって、ほんとすごいですから。
★そうはいっても、ついつい焦ってしまう…というあなたへ…。