部屋だけじゃなく、ココロの空気も入れ替えが必要。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
部屋の空気の入れ替え…この時期、花粉症のある私は難しいなぁと感じることも多いですね。特に、今がピークのヒノキ花粉がダメでね。スギよりも憂鬱ではあります。
ただ、今回はお部屋ではなく、ココロの空気の入れ替えのお話です。
ココロの空気って、結構すぐ淀みます。例えば…罵詈雑言、悪口など、聞くに堪えないような話はココロを「淀ませる」んですよね。そんな時、ココロの空気を入れ替える、とイメージしてみることをお勧めしているんですよね。
今日はそのやり方について、お話ししていこうと思います。
目次
■ココロの空気の入れ替え方。
ココロの空気を入れ替えるためには、入れるだけでなく、出すようにしていく必要があります。
イメージとしては、入る側だけでなく、出る側の窓も開けるイメージです。
ちなみに、コレはイメージするだけで構いません。それでも充分スッとします。もしそれで足りなければ実際に出す…つまり、愚痴っても構わないでしょう。
■心の空気が淀んでいる状態で話を聞いても…
窓を両方開いてしまえ、って話をすると、「右から左に聞き流す」かのようなイメージにも繋がりやすいのか、話が聴けないのではないか、ってなことも質問されます。
こういう質問を受けて私が思うのは…とりあえず、ココロの空気が淀んだ状態では話をまっすぐには聴けへんで、ってこと。ネガティブな気持ちで話を聞くと、そういう気持ちに心が引きずられがち。どうしても、「相手が話したニュアンス」よりも「悲観的」に受け取ってしまうことになりやすいんですよね。
こうなると、結果的に「何にも聞いてない方がマシ」ってことが起こり得ます。すると、相手からしたら「そんなつもりじゃないのに…」と、思いが行違ってしまうんですよね。事実がねじ曲がってしまう聴き方になるなら、まったく聴いてない方がまだ害がないのも事実なんですよね。
■「スッと聴ける」状態を作ることが大切。
加えて、ココロの空気が淀みがちになる方は、基本的に話を浴びるように聴きすぎていることが多いんですよね。だからこそ、たまにはスルーしていくことも必要だと思うんです。それこそが、心の空気の換気に繋がります。
ココロの空気をきちんと換気すると、気持ちがだいぶクリアになっていきます。すると、やや耳の痛い忠言もスッと聴けたりすることが多いです。この「スッと聴ける」ってのが大事で、余分な摩擦を生まずに済むので、人間関係も円滑に進むんですよね。
ですので、もし今、人の話を聴くのがしんどいなぁ…って感じで、心の空気が淀んでると感じている方には、一度ココロの窓を開け放ってみることをおススメします。単純なことですが、淀みを逃がす先さえ作ってやれば、心のクリアさは維持できると思いますよ。
★一方で、人をしんどくさせるような話をしないために大事なことはこちら。