怒りの奥には、こういう気持ちがあるはず。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日はこないだお話しした「運をよくする話」と関連した話をしようかと思います。
↓こないだの話はコチラ。
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率直な話をすると…不運って、文字通り「運が逃げている」状態なんですよね。
で、運が逃げるときには決まって「とある傾向」があるんですよね。今日はその話を…。
特に、いま運が悪いと感じている人には気をつけてほしい内容です…。
目次
■運を好転させる人を遠ざけてしまう原因とは。
運が悪いときって、運を好転させ得る人を遠ざけてしまっているんですよね。
簡単に言うと、問題を軽くできる・あるいは大きくしない人が寄ってきにくい状態になっているんです。
では、何をするとこの「寄ってきにくい」状態になるかというと…
自分の問題に対して「怒り散らす」こと。これがマズいんです。
少し想像したらわかると思いますが…怒ってる人にわざわざ何か声かけよう、って思わないじゃないですか。だって、怒られるかもしれないし、そこで気分が下がってしまったら自分自身の運気も落ちてしまいますからね。
で、この状況をよく理解しきれずにアドバイスする人って、正論しか言いようがないんですよ。「正しさ」の盾で、反撃を防ぐ形を作ってからじゃないと、自分が被害を受けることになりますから。
でも、怒ってるときには正論なんてもらったところで、余計に腹立つだけですしね。(こちらでもそんな話しましたかね…)
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…この結果、まともに助けられる人が寄っていけずに、世間は冷たい!ロクなもんじゃない!みたいな状況が生まれちゃうんです。
■怒りの前に、こういう感情があるはず。
一方で、普通に助けたくなる人ってどんな人かって言うと…
単純に、傷ついたことを素直に「私は傷ついた」と表現できる人、だと思うんです。
明らかに落ち込んでいる人に対して、きつい言葉をわざわざ投げる人って、そうそういませんよね。
こういう人には実際、私が観察する限りでは優しい言葉が集まってきていて、ムダな怒りのパンデミック*1みたいなことも起きていないんですよね。
この差はやっぱり、後々効いてきます。
差し伸べられた手を掴めるかどうかって、そのままチャンスをつかめるかどうか、とももちろん関連しますからね。
■世間に怒り散らかす前に…。
だから、私はなにか問題が起きたらまず世間に怒るのではなく、自分は傷ついたとか、そういう素直な気持ちをまず出す方がいいと思うんです。
私自身のことを思い出してもそうでしたが…
抑うつ症になったときに手を差し伸べてもらったのはまず「抑うつ症になった…自分がまさか…」ぐらいのことを発信したのがきっかけでしたしね。そこに怒りはなかったです。
だから、苦しいときにはまず、怒るよりも「苦しい、助けて」が先。こういう行動を取れる人の方が運をつかんでいきやすいと思います。
★この記事も、運をよくする流れに繋がると思います…。
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*1:怒りが怒りを呼ぶってこと。なんというか、普通の精神状態だったら近寄らないのが賢明、にしか見えないですね。