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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

仕事で、どうしても焦ってしまう…というときに読む記事。

私自身、とてもよく注意されていました…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

前職の時に「仕事をする上で注意されていた」こと、このブログを記していく上でとても財産になってましてね。その当時はイライラムカムカしていたんですが…正直、人生何が幸いするかわからんな、って思います。

さて、そんな私が「やさしい、比較的好きだった上司」によく注意されていたことが…急がなくていい、できてるモノを出してほしい、ってことだったんですよね。これは研修中、常に言われていました。たしか作業内容は経理関連のことだったと思います。

私はとにかく早くやりたい、そして気持ちだけが前へ前へと出てしまうタイプでした。前のめりで視野が狭くなっていて、どうしても見落としや、書き間違いがあったり、あとは書類の綴り方がおかしかったり、と、たくさんミスをしていたんですよね。その結果、なんの成果も上がっていない時間が増えて、余計に焦る、っていう最悪の負のスパイラルに入っていたんです。

事実、焦って結果が出た記憶は全くありません。でも、それでも早くやりたい早くやりたい!と気は急いていたんですよね。ただ、今は非常にゆっくり仕事をやって、なおかつミスも少なくできるようになりました。誤字脱字も少ない…はずですし(笑)、なにより文章の推敲に時間を割いても「早く早く!」と焦ることがなくなりました。

今日は、なぜそういう「仕事の焦り」を減らしていくことが出来たのか。そのお話しをしていこうと思います。

目次

■「自分の脳の処理速度」と「気持ちの上でできると思っている部分」には差がある。

その焦りを減らすきっかけは、なんかの本(実は、どんな本だったかは覚えていませんwもし思い出したり、発見した場合はご紹介したいと思います)で見たある知識でした。

その知識っていうのが、「自分の脳の処理速度」と「気持ちの上でできると思っている部分」には差がある、ということだったんですよね。この知識を知った瞬間に、あぁ、気持ちだけが急いていてもしょうがないんやな、ってことを納得できたんですよね。

というのも、結局のところ、仕事が「遅い」と思われることで「低スペック」の烙印を押されることが嫌だった、っていう事実を受け入れることに繋がったからなんですよね。あぁ、気持ちよりも脳の反応の方が遅くて「ふつう」なのか、とね。

■自分の「能力」に過大な期待をかけないやさしさ。

この知識を知った後、私は自分にやさしくなりましたよね。「能力」に過大な期待をかけなくなったというか。よくよく考えたら、自分自身が自分自身に、「早くやれよオラ」なんてメッセージを投げかけても、気分が良くなるわけがないですしね。まして、早くやろうとした結果、うまく行ってなかったのですから事実を受け入れるほかなかったんですよ。

もちろん、「自分自身の能力(可能性)は、無限に広がっていけるもので、過小評価すべきものではない」とは思いますが…それはあくまで、ポジティブな視点で「やる気」を広げるためであってね。そもそもエネルギーが不足している自分自身に対して鞭を打つための考え方ではないんですよ。

コチラの記事でも、そういう話をしたかなと思います。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

■いまの「限界」を、素直に受け入れてあげよう。

だからこそ、いまの「限界」に関して、素直に受け入れてあげて、気持ちを落ち着けて前を向ける状態にしてから前に進む、って考え方で十分だと私は思います。

自分自身が焦って空回りして、という風になってしまうと、消費したエネルギー量に結果が見合わずに心身ともに疲れ果ててしまいますから。なんせ、急いたときほど、ゆっくりー、と自分自身に声掛けをしてあげてください。

仕事を確実に終わらせてから前に進む方が、結果的に早いってことが体感でわかると思います。

★仕事を早く終わらせたい!ってときには、コチラの記事もおススメです。

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