大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

仕事に対して「厳しすぎる」と、かえって迷惑をかけてしまうという話。

仕事に厳しく、意識が高いのは「立派」ではあるけれど…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私のところに相談に来て下さる方はホント、ありがたいことに「意識の高い」方が多いんですよね。仕事に対する姿勢は真面目ですし、どうすれば職場環境が改善していくのか、そういう視点まで持って仕事に取り組んでいる方もとても多いんですよね。

ただ、その一方で気になるところもありましてね。その気になる点っていうのが、あまりにも自分に厳しすぎる、ってことが多いんですよ。傍から見たら「ちょっとした」ことのように感じるし、おそらく周囲もそのように考えているであろうことも、許すことができずに落ち込んでしまったり、はたまた怒りに変わってイライラムカムカ…。

このように、あまりにも仕事に厳しい姿勢を出し過ぎてしまうと、気持ちは不安定な方向へと動いていくんですよね。いわば、仕事に対してある程度テキトーな人の方が、正直健康的、とすら思うことも多いです。

ただ、どうやってこの「厳しすぎる姿勢」をやめていいかわからない…そんな方も多いと思いますので、今日はその具体的な方法について、お話ししていきます。

目次

■「本能」に忠実になろう!

やることはすごくシンプルです。あなたの「本能」に忠実になってほしいんです。

例えば、食欲、睡眠欲…あとは性欲も、ですね。とりあえず、溜まっている、不満足だなと思うもの、そして普段の仕事では出しようがないものに関して、積極的に外に出すことをおススメします。

なんでこんなことをした方がいい、って言ったかと言いますと、仕事に厳しくし過ぎていると、いつしかそれが「クセ」になってくるからなんですよ。クセになってしまうと、どうしてもオフにすることができずに、普段の生活でも常に本能とか「素の自分」を抑えがちになってしまうんです。

■普段頑張り過ぎていると、たまの迷惑に無頓着になりやすい。

この状態の何がマズいって、うっかり弾け飛ぶようにリミッターが外れて、自分の意識では制御しきれないくらいに本能が暴れてしまうからなんです。私の場合は、休日に同僚の女子に電話して、めっちゃ愚痴ったり、泣き言を言ったり…ってなことをしてしまってました。これは迷惑。そこまでの仲、ではなかったと思いますしね。いま振り返ると。

しかも、普段の意識が頑張っている、って意識になっているからこそ、たまの迷惑に関して無頓着になりやすいんですよ。これぐらいええやろ、みたいにね。ところが、周囲からすると普段の「厳しいあなた」とのギャップが大きすぎて「本能中心の素の姿」を受け止めきれず、ドン引きさせてしまいがちになるんですよね。これじゃあ、いくら普段頑張っていたとしても「人格面」の評価が下がってしまい、なかなか良好な人間関係は築きにくくなってしまいます。

■せめて、会社を出たら、本能の声に耳を傾けよう。

だからこそ、休みの日とか、会社を出た後はキチンと「本能」の声に耳を傾ける機会を作っておいてほしいんです。好きなモノ食べて、ちゃんと寝て、異性と遊ぶとか、そうやって「仕事上の仮面」を外しておいてほしいんです(仮面については、この記事でもお話ししています)。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

そうしておけば、仕事上でも「我慢」やらをしすぎるクセがだんだん抜けてきて、厳しすぎる姿勢を段々とやめることへと繋がっていくと思いますよ。人間関係も、その方がピリピリしすぎずに、ラクになっていきますよ。