大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

会社を辞めても「なんとかなる人」は、このスキルを持っています。

会社を辞めてやっていくなら、このスキルは必須。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私、会社を辞めてから早7年が過ぎたんですけど…いろいろありつつも、生きてるなーというのが実感としてあります。もちろん、いろいろありつつと言いましたから、ピンチはありました。

中でも一番大きかったのが…2013年3月。

所用の都合で電車・終バスに間に合わず、やむなくタクシーで帰ることにしたんです。とりあえず、家には帰れるなと思いつつ、私の目線は目の前のメーター。思いのほか距離が遠いのか、カチカチとメーターが上がっていきます…

ただ、それでもなんとか払える金額のまま、地元の駅に到着。よし、このままロータリーへ行ってくれ…と思ったタイミングで、無情にも「カチッ…」。ヤバいと思った私は、そこで降ろしてくれ、という旨を伝えて、財布の中身をチェックしたところ…

足りない。何度数えても、100円足りない。

さて、どうする私…!?

目次

■すべてのプライドをかなぐり捨てて…

とりあえず、私はテンパりました。

こんな長距離走ったあとで足りないとか、ヤベーだろ。って思いはありましたし、実は有り金を完全にタクシーに突っ込んだので、口座にも預金は0。もう、どうしようもなかったわけです。

だから、すべてのプライドをかなぐり捨てて、すいません、有り金全部なんです!と足りない勘定でなんとかしてもらおう、と頭を下げました。すると、「そっかぁ…しょうがないねぇ…」と、優しくその事態を受け入れてもらえたのです。

ホント、生きた心地がしなかったんですが、この経験が私を変えたなーと思うんです。

■素直に、人に頼るということを覚えた。

一体何が変わったかというと…人に頼ることへの「無意味な罪悪感」が消えたということ。潔く、自分の状態を認めて、頼っていけば、苦境を乗り越えられる可能性があるんだ、ということを学べたわけです。

もしあのタクシーの場面で、足りないのにちょろまかそうとしたりとか、そういうことをしたら「お縄」になっていた可能性もあるわけですよ。仮に、足りないことを許してもらえなかったとしたら、ちょうど実家近かったんで親に頼っていたかもしれません(笑)。

私、会社をポーンと辞めたので当然お金、なかったわけです。だから、起業した初期のころ、実家に住まわせてくれたことがどれだけ大きかったか。これも、頼ろうとしなければできないことではあります。意地張って、ひとりで全部やるんや!みたいなことをする選択肢もあったわけですからね。むしろ、それでヘンに生活に困って多額の借金…みたいになってから親に頼ってしまうと、かえって迷惑になってしまうわけでね。

■会社を辞めると、ひとりになりがちだから…

会社を辞めると、よくも悪くも一人になりがちです。

自由な分、自分が何とかしないといけなくなるシチュエーションも出てきます。ですが、一人でなんでもかんでもやろうとすると、潰れてしまいます。というか、単純な話ですが貯金をしていたとしても、まず間違いなく一度はお金に困ると思います(笑)。

そういうときに、ヘタに強がらずに人に頼っていく度量はすごく大事になると思います。卑屈にならず、自分自身の現状を認めて人に頼る。このスキルは絶対持ってた方がいいと思います。

ピンチは、自分ひとりでなんとかしようとしなくていい。

私はそう思います。

★人に頼るのがどうしても苦手!なあなたへ…。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp