そもそも、なぜ心ってなんで疲れるんだろう?その仕組みについて連続記事でお話しします。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日から四日間、連続記事で、心の疲れを取る仕組みについて、お話ししたいと思います。第一回の今日は、まず回復とは反対の状態…つまり、心が疲れる仕組みについて、お話ししていきます。
実は、「悪い状態」を把握しておくことは、心の疲れをとるためにも必ず知っておいてほしいことなので、読んでいただけると幸いです。
目次
■心身の調子がめっちゃ悪いときって、いったいどういう状態なのか?
そもそも、「心が疲れている」って、どういう状態を指すかというと…いわば、自分の外側のエネルギーが、勝手に自分の中に入ってきている、という状態を指します。
ここでいう「外側のエネルギー」っていうのは、上司に怒られたりとか、つまらない飲み会に行かなきゃいけないとか、そういう「他人が発したモノ」だと考えていただければOKです。で、そのエネルギーが「勝手に」入ってきているというところがキモで、コレはいわば「外側から与えられるエネルギー」によって、立て続けにダメージを受けている状態です。すると、いつしかそのエネルギーが心身をノックアウト状態に追い込んでしまって、強烈なストレス状態を生み出す…という感じです。コレが、「心が疲れている状態」をメカニズム化したモノです。
で、このメカニズムの厄介なところが、自分自身の力だけではコントロールできないということ。あくまで「他人」が発しているエネルギーですからね。自分でやれることは、それを避けるとか、そういう自発的な手段以外にはありません。
では、それはどのように解決していけばいいのでしょうか?
■心の疲れを回復するための、3大ステップとは?
で、この状態を解決するには、いくつかの方法を組み合わせる必要があります。
- 自分にとって好ましくない外部エネルギーのある場所に自ら飛び込まないこと。
- 自分の状態が落ち着くまでは、自分の中へのエネルギー流入を最低限にすること。
- 自分自身でエネルギーの選別を行える態勢を整えること。
先ほどもチラッと触れましたけど、自分でコントロールできるところに集中することが、心の疲れをとるために最も重要なことなんです。その状態を手に入れるために、この3つの方法を組み合わせて心の状態を徐々に慣らしていく、というのが無理の少ない方法かな、と私は思います。
結構ボリューミーな記事になりますので、次回から四回に分けて、この三つの方法について、詳しく説明していきたいと思います。
★次回の記事は、以下のリンクからご覧いただけます。